エアコンがくさい!
クーラーが冷えない!
こんな時、どう対処したらいいでしょう?
もうそろそろ買い替え?
ガスが抜けてるの?エアコンガスの補充?
とりあえずメーカーに修理を頼む?
どれが一番いいのか悩みますよね?
でも、まずはエアコンを掃除することを考えましょう。
私はエアコン掃除を仕事としてやってきましたが、過去に「メーカーに修理を頼んだら、修理に来た人に、まずはエアコンクリーニングをしてもらってください、と言われたから掃除を頼んだ」という人が何人かいました。
エアコンを掃除するにはいくつか選択肢があります。
それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。
エアコンクリーニングはメーカーか清掃業者か自分でやるかの3つ
エアコン(クーラー)の掃除をしようと思い立ったら、選択肢は3つ。
エアコンのメーカーに頼むか、一般の清掃業者に頼むか、自分でDIYするか、です。
ただ、エアコンのメーカーは直接修理や清掃をやってなくて、子会社などの下請け企業に任せているので、厳密には選択肢は2つになるんですけどね。
「メーカー」「掃除業者」「自分でやる」それぞれのメリット・デメリット
メーカーにエアコンクリーニングを頼む
メリット
- エアコンの構造を理解しているので故障させるリスクが低い
デメリット
- 掃除の料金が高い
- 分解や組み立てには精通しているが、掃除は嫌がる人が多い
- 時期によっては予約が取りにくい
掃除は嫌がる人が多いと書きましたが、基本的にエアコン掃除を頼むとエアコン掃除の業者が来て掃除をします。
ほとんどどこのメーカーでも、エアコンクリーニングと修理の担当とは別です。
エアコンクリーニングを掃除業者に頼む
メリット
- メーカーよりも掃除の価格が安い
- 業者の数が多いので比較的予約が取りやすい
デメリット
- 業者によってレベルがまちまち
- 作業者によっては機械が苦手な人がいる
エアコンクリーニングの業者は、規模の大きな大手や中堅の業者と個人業者に大きく分けることが出来ます。
業者のレベルについては、特にどこまで部品を取り外して分解するかが大きく変わってきます。
おそうじ本舗やダスキンなど規模の大きなところであるほど、レベルの低いところでマニュアル化されています。
私は以前おそうじ本舗の店舗を経営していましたが、正直なところおそうじ本舗のレベルは低いです。
どのようにレベルが低いのかというと、ドレンパンと言われるツユ受けの部品を外しません。
このドレンパンを外さないことイコール、見えるところをキレイにしているだけだということが言えます。
ドレンパンを外してみるとわかりますが、カビの発生源であり、ヘドロ状になったドロドロの汚れが溜まっています。
詳しくはドレンパンを外してクリーニングした記事を見てみてください。
エアコンクリーニングを自分でやる
メリット
- とにかく安く出来る
- いつでも自分がやりたい時に出来る
- 自分が納得行くまでキレイに出来る
デメリット
- 手間と労力、体力が必要
- 故障したら全て自己責任
- キレイにならない
高圧洗浄機などの専用機材が無いので、すべて手作業になります。
特に入り組んだ細かい場所は、高圧洗浄機でなければキレイになりません。
熱交換器のフィンや、送風ファンの羽根に一つ一つブラシをあててこすっていては、日が暮れてしまいます。
途中で腕が上がらなくなって、途方に暮れるのが関の山です。
エアコンクリーニングを自分でやる場合は、「とにかく節約第一」で割り切れる人か、「業者のいい加減なやり方よりも綺麗にできる」という自信のある人以外はやらないことをお勧めします。
「メーカー」「掃除業者」「自分でやる」場合の価格
エアコンクリーニング業者は玉石混交なので価格がまちまちですが、大まかな価格の目安を紹介しておきます。
メーカーの掃除料金
18,000円~30,000円(お掃除機能付きは5,000円アップ)
掃除業者の料金(大手)
10,000円~13,000円(お掃除機能付きは5,000円~10,000円アップ)
掃除業者の料金(個人)
7,000円~10,000円(お掃除機能付きは3,000円~8,000円アップ)
自分で掃除(最初に揃える道具含む)
1,000円~3,000円
エアコンクリーニングのおすすめは個人の掃除業者ですが、自分でホームページを作って公開している業者は比較的知識量が豊富で、器用なところが多い傾向にあるのではないかと思います。
最後まで読んでいただき有難うございました。
この記事が参考になりましたら嬉しいです。
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