【2022年最新】電気の暖房器具の気になる電気代を比較!おすすめランキング5選

夏の冷房よりもはるかにランニングコストが高い冬の暖房。

なかでも、電気を使った暖房器具は種類も豊富で、かかる電気代もさまざま。

知らずに使っていると電気代を無駄に使ってしまっているかも。

ざっと挙げてみただけでも下のリストのようにたくさんあります。

  • エアコン
  • 電気ストーブ
  • オイルヒーター
  • セラミックファンヒーター
  • ホットカーペット
  • 電気ひざ掛け
  • 電気ブランケット
  • パネルヒーター

2022年最新の電気を使ったの暖房器具の電気代を比較してみました。

みんなが使っている暖房器具の人気おすすめランキングもつくってみたので参考にしてください。。



暖房器具の電気代1時間が安いランキング5選!

暖房器具の電気代が1時間あたりで安い順番にランキングしてみます。

ここでは8畳のお部屋を温めるのに適した能力の暖房器具の電気代を比較しています。

1kWhあたりの電力量料金を27円として計算。

1位:電気ひざ掛け・電気毛布 1時間あたり2.0円(強)
2位:ホットカーペット(2畳) 1時間あたり9.0円(強)
3位:エアコン(2.5kW8畳用) 1時間あたり14円(定格)
3位:こたつ 1時間あたり14円(500W)

4位:電気ストーブ(遠赤外線カーボンヒーター) 1時間あたり24円(強900W)

5位:パネルヒーター 1時間あたり27円(1000W)

部屋全体を温める暖房器具と、局所を温める暖房器具を一緒にしてあります。

実際に私は部屋全体を温めるガスファンヒーターから、電気ひざ掛けと足入れヒーターに切り替えました。
↓↓↓私が使っている足入れヒーター(暖かくて快適です)

部屋全体を暖める必要がなければ2つのものを組み合わせることで暖房代をかなり節約できますよ。



使用している暖房器具のランキング5選

多くの人が使用している暖房器具はなんでしょうか。

アンケートデータベースで有名なマイボイスコムが2015年にとったアンケートの集計結果が下のグラフです。12,063件のアンケート回答の集計結果です。

  • 1位 エアコン 63.4%
  • 2位 こたつ 30.6%
  • 3位 石油ファンヒーター 26.2%
  • 4位 ホットカーペット 24.7%
  • 5位 石油ストーブ 21.4%

私は暖房にエアコンを使ったことがないので、1位がエアコンでしかも6割を超えるご家庭で使われているというのは驚きでした。

画像引用:PRTIMES  https://prtimes.jp/


暖房器具の電気代と賢い使い方は?

暖房代を安くするには、部屋全体の暖房器具と一部分だけを温める暖房器具を併用するのが賢い使い方です。

例えば、エアコンの暖房だけだといくら設定温度を高くしても天井付近は温まりやすいですが、風の届かない足元などは冷たくなりがちです。

エアコンの設定温度を控えめにして、電気ひざ掛けや電気あんかなどを併用したほうが快適にすごせますよ

エアコンの暖房の電気代と賢い使い方

エアコンの1時間の電気代 : 定格14円(最小2.8円~最大40.0円)
※三菱霧ヶ峰MSZ-ZW2520 8畳~10畳用で算出

エアコンの電気代は設定温度を1℃変えるだけで約10%の電気代が節約できると言われています。

暖房なら20℃設定にして、あとは電気ひざ掛けなどを使用しましょう。

最近はヒーターがないぞうされたスリッパなどが安価で購入できるので使ってみてもいいかもしれません。

こたつの電気代と賢い使い方

こたつの1時間の電気代 : 500W 14円
※コイズミ KTR-3392で算出

こたつはエアコンと同じくらいの電気代なので比較的省エネですが、欠点はこたつの中だけしか暖まらないことですよね。

ホットカーペットの上にこたつを置くことで更に電気代が節約できる上、多少お部屋全体も温まるので、「こたつから抜け出せない」ということが減りますよ。



電気ストーブ(ハロゲンヒーター・カーボンヒーター)の電気代と賢い使い方

電気ストーブの1時間の電気代 強900W:24円 弱450W:12円
※YAMAZEN  遠赤外線カーボンヒーター DC-S098で算出

最近は電気ストーブと言ってもいろいろな種類のものが販売されています。

  • ニクロム線電気ストーブ
  • ハロゲンヒーター
  • シーズヒーター
  • カーボンヒーター
  • グラファイトヒーター

昔ながらのニクロム線電気ストーブやハロゲンヒーターは、比較的電気代がかかる割にはあたっている部分しか温まりません。

その点、最近人気のシーズヒーターは遠赤外線効果が高く、体の芯まで温まると評判です。
欠点は電気ストーブとしてはかなりお値段が張るところですかね。
シーズヒーターは各社から販売されていますが、人気のものにダイキンの「セラムヒート」とコロナの「コアヒート」があります。

  シーズヒーター カーボンヒーター グラファイトヒーター
価格 7,000円~120,000円 2,000円~15,000円 4,000円~25,000円
遠赤外線効果 +
即暖性 △(約5分) ○(数秒) ◎(約1秒)

遠赤外線効果で体の芯から温まる電気ヒーターが希望ならシーズヒーター、すぐに温まるのを重要視するならグラファイトヒーターをおすすめします。

↓↓↓ダイキン シーズヒーター「セラムヒート」 ERFT11WS-W (2020年モデル)

↓↓↓コロナ シーズヒーター「コアヒート」 AH-12RA(SS)

↓↓↓YAMAZEN グラファイトヒーター DCTS-B12

↓↓↓YAMAZEN カーボンヒーター DC-S098(W)



オイルヒーターの電気代と賢い使い方

オイルヒーターの1時間の電気代 強1200W:32.4円 中700W:18.9円 弱500W:13.5円
※デロンギHJ0812 8畳~10畳用で算出

部屋の中をゆっくり無風であたためるのがオイルヒーターの特徴です。

即暖性は全く無いので、基本的にはつけっぱなしで使用することになります。

オイルヒーターは最近の気密性の高い住宅ではそれなりに効果がありますが、古い風通しの良い住宅では使用しないほうが無難です。

電気代もかなり高いほうなので、購入したけど結局使っていないという人が多いように思います。

セラミックファンヒーターの電気代と賢い使い方

セラミックファンヒーターの1時間の電気代 強1200w:32.4円 弱550W:14.9円
※シャープHX-HS1-W コンクリート造8畳用で算出

セラミックファンヒーターは、基本的に「狭い空間を短時間だけ温める」暖房器具だと考えたほうが良さそうです。

広い空間を温められるほど熱量がない上、電気代が高いのが欠点です。

トイレや脱衣所などで使用する人が多いようです。

ホットカーペットの電気代と特徴

ホットカーペットの1時間の電気代 高330W:9.0円 中230W:6.2円
※パナソニックDC-2NKB1(大きさ2畳)で算出

畳の部屋などでゴロゴロ寝転がることが多い人はホットカーペットが最適ではないでしょうか。

一番冷える足元が広範囲に温められることで、部屋全体がほんのり温かくなってすごしやすくなります。

こたつのように抜け出せなくなるということがないのもいいですよね。

うっかり寝てしまうと低温やけどを起こしやすいので注意しましょう。

電気ひざ掛け(電気毛布・電気ブランケット)の電気代と賢い使い方

電気ひざ掛け・電気毛布の1時間の電気代 強75W:2.0円 中(メモリ3):1.5円
※パナソニック電気ひざかけ「くるけっと」DC-H4で算出

最も電気代が安く済むのが電気ひざ掛けや電気毛布(ブランケット)です。
私も愛用しています。

直接体に触れているので、暖かさを感じやすく出力が低くても十分暖かい。

電気ヒーターが内蔵されているスリッパなどもあるのでいろいろ探してみるのも楽しいかもしれません。

パネルヒーターの電気代と賢い使い方

パネルヒーターの1時間の電気代 1000W:27円
※YAMAZEN YMILL-1000ATIMで算出

あまり使っている人はいないようですが、その薄い形状からトイレや脱衣所、洗面所などの狭い空間で使うのに便利です。

ただ、即暖性はないので基本的にはつけっぱなしの使い方になります。

↓↓↓こういうタイプのパネルヒーターなら机の下にピッタリ



電気代が安くなる暖房器具のおすすめの組み合わせは?

電気代を安くするには暖房器具の特徴を理解した併用がおすすめです。

リビングなどの広い空間

エアコン + ホットカーペット

小部屋などの狭い空間

電気ひざ掛け + 電気あんかもしくはヒーター内蔵スリッパ

私はパソコン部屋で電気ひざ掛けを方にかけて、足元に袋状になっている電気ヒーター内臓のものを使用しています。(正確な呼び名がわかりません汗)

かんたんに電気代を安くする方法

何も我慢や努力をしないでかんたんに電気代を安くする方法があります。

それは電力会社を新電力といわれる会社に変更したり、料金プランを変更したりすることです。

最近はいたるところで「電力会社を乗り換えませんか?」といった広告を目にするようになりました。

2016年の4月から「電力自由化」が始まっています。
以前はきめられた電力会社(旧一般電気事業者)としか契約できなかったのが、新たに参入した新電力と呼ばれる電力会社も選択肢に加わり契約ができるようになりました。

現在、新電力会社の数はおよそ100社以上もあります。

それぞれ特徴のある電気料金プランを用意しているので、自分の電気の使い方にあわせたプランを見つければ、年間で数万円変わってくることもありえます。

各地域の電力会社
地域 会社数 プラン数 主な電力会社
北海道地方 24社 86 北海道電力, 北海道ガス, auでんき, 丸紅新電力
東北地方 29社 104 東北電力, イーレックス, HTBエナジー, J:COM
関東・甲信越 59社 249 東京電力, 東京ガス, ENEOSでんき, 昭和シェル石油
中部地方 35社 118 中部電力, 東京電力, 東邦ガス, ソフトバンクでんき
北陸地方 17社 54 北陸電力, auでんき
関西・近畿地方 38社 125 関西電力, 東京電力, 大阪ガス, eoでんき, スマ電
中国地方 26社 80 中国電力, イーレックス, HTBエナジー, auでんき
四国地方 25社 76 四国電力, auでんき
九州地方 33社 118 九州電力, ナンワエナジー, 西部ガス, HTBエナジー
沖縄地方 3社 10 沖縄電力

電気の暖房器具の電気代のまとめ

電気を使った暖房器具の中で一番効率がいいのはエアコンです。

ただ、エアコンには欠点があります。
それは冷房にも使われるため高い位置に設置されていて足元が暖まりにくいということです。

暖房器具によって、

  • 温まるのが速い
  • 部屋全体があたたまる
  • 足元があたたまる
  • 電気代が安い
  • 器具が安い

など、いろいろな特徴があるので、うまく組み合わせることで今までよりも快適に過ごせる上に、暖房費も安くすることができたりします。

電気代を考慮しながら、いろいろな暖房器具を探して検討してみるのも楽しいですよ。



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