コードレス掃除機といえば、必ず選択肢に上がるのがダイソン。
ダイソンのコードレスクリーナーは、掃除機の中ではかなり高価な部類に入るので、購入するとなると簡単には決められません。
ダイソンのコードレス掃除機は、シリーズ違いやモデル違いを含めるとかなりの種類があるので迷ってしまいますよね?
ダイソンの人気モデルについて、違いやメリット・デメリットから価格まで比較してみました。
ダイソンのコードレス掃除機は現在何種類あるの?
2020年9月現在、ダイソンのコードレスクリーナーは6シリーズが新品として販売されています。
ダイソンの公式ホームページで購入できるのは以下の6機種です。
- ダイソン デジタルスリム(Digital Slim)
- ダイソン V11
- ダイソン Cyclone V10
- ダイソン V8スリム(V8 Slim)
- ダイソン V8
- ダイソン V7
デジタルスリム・V11・V8スリムの3機種については公式ページに詳細ページがありますが、その他の機種は公式ページに詳細ページがありません。
3機種を簡単に説明すると、
デジタルスリムは軽量さが売りのモデル。
V11はパワフルさが売りのモデル。
V8スリムは旧モデルの軽量タイプのモデル。
といった感じです。
それぞれのシリーズには、付属品の違いなどによっていろいろなモデルがあります。
公式ページに詳細ページがある3機種の各モデルと値段を紹介していきます。
ダイソン デジタルスリム(dyson digital slim)
最長40分とV11と比べると運転時間が短いものの、重さがV11よりも25%軽い小型のモデル。
公式ページは付属品の違いによって、次の4つのモデルがあります。
- Dyson Digital Slim Fluffy Origin (SV18 FF ENT) 64,900円(税込)
- Dyson Digital Slim Fluffy (SV18FF) 75,900円(税込)
- Dyson Digital Slim Fluffy+ (SV18 FF COM) 86,900円(税込)
- Dyson Digital Slim Fluffy Pro (SV18 FF PRO) 97,900円(税込) ※直販モデルでバッテリー2個付き
モデルの名称にある「Fluffy」というのは、クリーナーヘッドのことで、モーター駆動で静電気を抑制するカーボンファイバーブラシのついたものです。
ダイソン V11(dyson v11)
最長60分間の長時間運転が可能なシリーズ。
吸引力も最もパワフルなモデルです。
公式ページは付属品の違いによって、次の2つのモデルがあります。
- Dyson V11 Fluffy + (SV14 FF COM) 89,100円(税込)
- Dyson V11 Absolute Extra (SV15 ABL EXT) 97,900円(税込)
ダイソン V8スリム(dyson v8 slim)
公式ページにあるV8モデルは一つのみ。
V8 Slimは日本専用モデルで、日本の住宅に合わせて設計されたもの。
V8と比較して40%も小さく軽量に作られています。
- Dyson V8 Slim Fluffy (SV10K SLM) 53,900円(税込)
ダイソンのコードレス掃除機7機種を発売順で並べると?
上で挙げた6機種にSlimタイプを入れた7機種を発売日順に並べてみました。
V7よりもV8のほうが発売が1年早くて順番が逆になっています。
Slimタイプについては、無印のモデルが発売された数年後にSlimタイプが発売されている感じです。
Digital Slimは、2013年発売の「Digital Slim DC62 モーターヘッド」の後継機種といった感じでしょうか。ただ、見た目や性能も全く違っているので、後継機種といった感じはしないかもしれません。
V10だけ頭に”Cyclone”と付いているのは謎です(笑)
V8 | 2016年5月27日発売 |
V7 | 2017年5月25日発売 |
Cyclone V10 | 2018年3月20日発売 |
V11 | 2019年3月20日発売 |
V7 Slim | 2019年4月4日 発売 |
V8 Slim | 2019年8月21日発売 |
Digital Slim | 2020年6月22日発売 |
【2020年】ダイソンコードレス掃除機の性能の違いは?
2015年5月発売のV6も含めて8機種の性能の違いを比較してみます。
- V6
- V7
- V7 Slim
- V8
- V8 Slim
- V10
- V11
- Digital Slim
V6 | V7 | V7 Slim | V8 | V8 Slim | V10 | V11 | Digital Slim | |
モーター回転数/分 | 11万回転 | 11万回転 | 10.7万回転 | 11万回転 | 10.7万回転 | 12.5万回転 | 12.5万回転 | 12万回転 |
吸引力 | - | V6より15%UP | V6より15%UP | V6より15%UP | V6より15%UP | V8よりUP | V10より25%UP | V10より25%UP |
モード | 通常・強 | 通常・強 | 通常・強 | 通常・強 | 通常・強 | 1・2・MAX | エコ・中・強 | エコ・中・強 |
サイクロン | 2 Tier Radial サイクロン15個 | 2 Tier Radial サイクロン15個 | 2 Tier Radial サイクロン15個 | 2 Tier Radial サイクロン15個 | 2 Tier Radial サイクロン15個 | Radial Root サイクロン14個 | Radial Root サイクロン14個 | 高効率スクロールサイクロン11個 |
フィルタ | 2個 | 2個 | 2個 | 2個 | 2個 | 1個 | 1個 | 1個 |
運転時間 | 20分 | 30分 | 30分 | 40分 | 40分 | 60分 | 60分 | 40分 |
充電時間 | 3.5時間 | 3.5時間 | 3.5時間 | 5時間 | 5時間 | 3.5時間 | 3.5時間 | 3.5時間 |
重さ | 2.1kg | 2.47kg | 2.2kg | 2.61kg | 2.15kg | 2.58kg | 2.72kg | 1.9kg |
液晶モニター | - | - | ー | - | - | - | あり | あり |
ダイソンのコードレス掃除機の価格の比較
メーカー価格と2020年9月現在の実際の店舗での販売価格を調べてみました。
メーカー価格 | 実勢価格 | |
V6 | 65,780円 | - |
V7 | 49,500円 | 33,000円前後~ |
V7 Slim | 36,300円 | 33,000円前後~ |
V8 | 71,500円 | 40,000円前後~ |
V8 Slim | 53,900円~ | 41,000円前後~ |
V10 | 43,780円~ | 40,000円前後~ |
V11 | 69,799円~ | 56,000円前後~ |
DIgital Slim | 64,900円~ | 56,000円前後~ |
下にあるアマゾン・楽天・ヤフーショッピングのボタンを押すとそれぞれのサイトでの現在の販売価格がわかります。
ダイソン V7 Slim
ダイソン V8 Slim
ダイソン V10
ダイソン V11
ダイソン Digital Slim
ダイソンのコードレス掃除機の吸引力の比較
コードレス掃除機には、キャニスター型のような”吸込仕事率”といった指標がないので、どうしても感覚的な判断になってしまいます。
最近は”Pa”といった単位で吸引力を表すものもあるようですが、一般的ではないようです。
ダイソンも旧型よりも”〇〇%アップ”といった感じで表現しています。
V6 | V7 | V7 | V8 Slim | V8 Slim | V10 | V11 | Digital Slim |
|
吸引力 | - | V6より15%UP | V6より15%UP | V6より15%UP | V6より15%UP | V8よりUP | V10より25%UP | V10より25%UP |
実際に使用してみた吸引力は、比較した7機種の中でV11が最もパワフルです。
V11は、パワフルかつバッテリーの持続時間が最長60分と、V8やDigital Slimの40分と比較して1.5倍あります。
他のモデルの吸引力の違いは、実際に使用してみるとほとんど感じられない程度です。
最もパワフルなV11以外の機種でも吸引力は十分あるので、購入時に吸引力の差で悩む必要はありません。
ダイソンのコードレス掃除機のバッテリーの比較
ダイソンの各モデルのバッテリー充電時間と最大運転時間を見てみましょう。
V10やV11ではとうとう1時間の最大使用時間に到達していますね。
もちろん強モードでの使用時間ではないのですが、吸引力も上がっているのでエコモードや弱でも普段使いには問題なさそうです。
V6 | V7 | V7 | V8 Slim | V8 Slim | V10 | V11 | Digital Slim |
|
運転時間 | 20分 | 30分 | 30分 | 40分 | 40分 | 60分 | 60分 | 40分 |
充電時間 | 3.5時間 | 3.5時間 | 3.5時間 | 5時間 | 5時間 | 3.5時間 | 3.5時間 | 3.5時間 |
デジタルスリムのみ、ボタンひとつでバッテリーを交換できるバッテリー着脱式になっています。
他のモデルでも、バッテリーがダメになった時に交換することはできますが、ネジを外して交換する仕組みになっているので、日常的に簡単に付け替えることはできません。
充電時間はV8・V8 Slimが5時間と最も長く、他のモデルは3.5時間となっています。
最大使用時間は、
V10・V11が60分で最長。
V8・V8 Slim・DigitalSlimが40分。
V7・V7 Slimが30分。
V6が20分。
となっています。
スペック的に見劣りするV6以外はすべて30分以上の最大使用時間があります。
ほとんどの人は20分も使えれば普段の使用には充分だと感じているようなので、あとはデザインや大きさで決めるといいでしょう。
ダイソンのコードレス掃除機のアタッチメントの比較
ダイソンのコードレス掃除機のアタッチメントは、同じシリーズ(V11やDigitalSlimなど)でもモデルによって変わってきます。
LED照明付き隙間ノズルや充電ドッグなどが付いていたりなどの違いがあります。
同じシリーズであれば、モデルの違いはアタッチメントの違いだけなので、あとから必要なものを買い足すのもいいかもしれません。
ダイソンのコードレス掃除機の重さの比較
本体のみの重さを比較してみましょう。
- V8 1,575g
- V10 1,540g
- V11 1,700g
- Digital Slim 1,235g
となっていて、最新のDigitalSlimが飛び抜けて軽量なのがわかりますね。
もちろん実際には本体だけで使用することはないので、パイプやヘッドを取り付けた状態の重さが重要になります。
一番良く使う床の掃除では、40%も小型軽量化されたスリムフラフィクリーナーヘッドを使用できるDigitalSlimは、更に重量面でのメリットが大きくなります。
ダイソンコードレス掃除機のおすすめは?
ダイソンのコードレスクリーナーで最もおすすめなシリーズは、DeigitalSlimです!
理由は、コードレス掃除機の目的やメリットを最大限に活かして、かつデメリットを最小限に抑えているのがDigitalSlimだからです。
「さっと出して、さっとしまえる」がコードレス掃除機の肝だと考えるからです。
・軽い
・小さい
・ゴミを捨てやすい
・うるさすぎない
逆に一番おすすめしないのはV11ですね。
理由は、オーバースペックの吸引力で重いこと。
そんなに強力に吸ってくれなくていいし、そんなに長い時間使えなくてもいいから、もう少し軽いほうがいいと感じる人が多いのでは。
無駄に重く感じます。
ダイソンコードレス掃除機のお手入れ方法・洗い方は?
V8は掃除機本体とゴミをためておくクリアビンが一体で洗ったりするのに気を使います。
V10以降のモデルはすべてクリアビンのみを取り外せて洗いやすくなっています。
サイクロン式のダイソンにもサイクロン部分で取り切れなかった細かいチリを取るためのフィルターが付いています。
V8シリーズはフィルターが2つ、それ以降はフィルターが1つ付いています。
フィルターは水洗いできるので、1つのほうが洗う手間は少なくてすみます。
ダイソンのモーターヘッドの違い
掃除機で一番メインになるのは床の掃除。
ダイソンには大きく分けて2種類のヘッドがあります。
- ソフトローラークリーナーヘッド
- ダイレクトドライブクリーナーヘッド
の2種類です。
主にソフトローラーのほうはフローリングなどの硬い床向き。
ダイレクトドライブのほうは、絨毯やカーペットなどの凸凹した床向き。
という特徴があります。
このクリーナーヘッドはモデルによって付属しているものが違っているので、購入する際は必ず確認しましょう。
DigitalSlimのソフトローラークリーナーヘッドは、他のモデルと比較してズバ抜けて小さく優秀です。
他のヘッドよりも40%も小型・軽量化されているからです。
小さいことによるデメリットもありません。
対してDigitalSlim以外のヘッドは、どれもほとんど変わりません。
ダイソンコードレス掃除機はどれが一番静か?
エコモードでは意外にもV11が最も静かです。
さすが静音設計(V10より11%静音)とうたっているだけのことはあります。
数値上も騒音値が一番低いですし、実際の音も明らかに静か。
音質も低音なので、より差があるように感じるのかもしれません。
強モードではパワフルな分、数値上ではV11が最も音が大きいのですが、DigitalSlimが一番カン高い音でうるさく感じるかもしれません。
V11は本体が大きいことも影響があるのか、低音で数値ほどうるさく感じません。
エコモード | 中 | 強 | |
V8 Slim | 74dB | - | 81dB |
V10 | 75dB | 81dB | 86dB |
V11 | 71dB | 76dB | 90dB |
Digital Slim | 74dB | 76dB | 87dB |
ダイソンコードレス掃除機が安く購入できるのはどこ?
2020年9月現在の価格をそれぞれ見てみましょう。
ダイソン V8 Slim Fluffyの最安値は?
- アマゾン 42,300円(税込)
- 楽天市場 41,480円(税込)
- ヤフーショッピング 40,778円(税込)
確認した時点でダイソンのV8SlimFluffyが一番安いのはヤフーショッピングの店舗ですね。
ダイソン Dyson V11 Fluffyの最安値は?
アマゾン 83,160円(税込)
楽天市場 59,800円(税込)
ヤフーショッピング 57,800円(税込)
確認した時点でダイソンのV11Fluffyが一番安いのはヤフーショッピングの店舗ですね。
ダイソン Dyson Digital Slim Fluffy Originの最安値はどこ?
- アマゾン 58,000円(税込)
- 楽天市場 61,700円(税込)
- ヤフーショッピング 54,000円(税込)
確認した時点でダイソンのDigital Slim Fluffy Originが一番安いのはヤフーショッピングの店舗ですね。
上記の3機種に関しては、ヤフーショッピングが一番安いようですが、価格変動があるので必ず実際に確認してから購入してくださいね。
ソフトバンクのスマホを使っている人やヤフーカードを使っている人は、更にPayPay(ペイペイ)のポイントが付くので、お得になる金額が更に増えるかもしれません。
逆に、楽天市場なら楽天ポイントが大量にもらえる可能性があるので、差額が逆転して一番お得になるかもしれません。
ヤフーカードも楽天カードも年会費・入会金とも無料で作れますので、ネットでよく買い物をする方は絶対に作っておくことをおすすめします。
ちなみに私はヤフーカードを作っていて、すごくお得に買物ができていますよ。
コメント