エアコン掃除業者の故障トラブル時の保証の違いは?ダスキンやおそうじ本舗と個人業者で違う?


エアコンクリーニングは、家電製品にジャバジャバ洗剤や水をかけて洗う行為。

よく考えると、ものすごく怖いことですよね。

実際、ホームセンターなどで売られているエアコン洗浄スプレーを使って掃除をしたら、後日エアコンがショートして出火した、なんてニュースもありましたね。

お金をとって掃除をするような業者なら安心かというと、実はそうでもないんです。

私も過去に何度か部品を破損してしまったことがありますからね。

もちろん、その後は作業を「改善」して同じトラブルが起きないように注意して作業しています。

でも、どれだけ注意していても、人はミスを犯してしまうもの。
いわゆる”ヒューマンエラー”というやつですね。
人間が作業する以上、完璧はありませんから極力ミスを犯さないように対策しても、注意して作業しても完全に無くすことは絶対に不可能。

そして、いくら人為的ミスを防いだとしても、部品の劣化などが原因の破損も絶対に防ぐことはできません

エアコンは樹脂製の部品、つまりプラスチックでできた部品が多用されています。
プラスチックは、年数が経つとパサパサになって硬くなります。
設計上、プラスチックの部品を歪めたりひねったりしてはめ込んでいる箇所が結構あるので、弾力を失ったプラスチックはすぐに割れてしまうのです。

そうなると、今度は故障や破損をしてしまった時に、どういった対応をするのかが重要になってきます。

ダスキン」や「おそうじ本舗」などの大手とそのほかの業者の対応に違いはあるのか?
今回は、エアコンの掃除の際に起こった、故障や破損時の補償対応などについて書いてみようと思います。
参考記事
エアコンクリーニング業者は「ダスキン」か「おそうじ本舗」か?選び方とお得な時期は?
エアコンクリーニングの所要時間は何時間?作業時間の違いでわかる業者の掃除の差はこれだ!

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エアコンクリーニング時の故障や破損時の対応方法


エアコンを掃除した時に起こってしまった故障や破損。

まず、大きく分けて修理か取替のどちらかの対応になります。
とは言え、ほとんどの場合は修理をすることになるでしょう。

新品を掃除するような依頼はありえませんが、一応説明しておくと新品を壊してしまっても、原則 修理での対応となります
当然、購入してから1年や半年しかたっていないものでも修理対応という事です。

ただし、古いエアコンについてはちょっと厄介な問題が出てくるのです。

それは修理不可能な場合です。

どういった場合が修理不可能なのかというと、それはメーカーに修理に必要な部品の保有が無い場合です。

エアコンの修理は設計耐用年数に左右される

エアコンに限らずですが、どの製品にも”設計耐用年数“というものがあります。
その製品が何年持つように想定して設計されているか、というものです。

家庭用ルームエアコンの設計耐用年数は、現在どこのメーカーも10年としているようです。
このため、エアコンの部品保有期間は「製造終了から10年まで」となっています。

エアコンは大体2年に1度新しいモデルを出すメーカーが多いので、発売開始から起算して2年プラス10年の合計12年は部品を保有していると考えていいようです。
ただ、これはメーカーが最低限保有している期間なので、中には20年前のモデルの部品があった、なんていう話も最近聞いたことがあります。

過去の修理履歴から想定して、一定量の部品を製造してストックしておき、在庫がなくなってしまったらそこで終了となります。
保有期間が過ぎたらすぐに廃棄という訳ではないので、思ったより故障が少なかったりすると、その部品は長く保有されている可能性が出てくるのですね。

修理不能となった場合はどうなるのか?


では、メーカーに修理部品の保有がなく修理不可能と言う判断になった場合はどうなるのか

その型のエアコンの部品保有期間を大幅に超えている場合でも、もっと新しい年式の機種の部品が代用できる場合は、”代替部品”として修理できる場合があります。

それすらない場合は、もう本体取替しかありません。

ダスキン」は10年以上前に製造されたエアコンは、”対象外”としてエアコンクリーニングを基本的に受け付けてくれません。
おそうじ本舗」は店舗によりけりで、補償が出来ない旨を説明の上、了承してもらえる場合のみ受け付ける店舗が大半です。

ただ、これを説明すると注文がもらえなくなる可能性があるので、あえて説明しないで「壊れた時に考えればいいや」という店舗も多いです。
いざ壊れて修理不能となった時は、「古すぎるので補償できません。」となるパターン。

もし、事前に補償がない旨を承諾していない場合でも、家庭用エアコンの法律上の耐用年数(法定耐用年数)は「6年」と、設計耐用年数よりも大幅に短い為、もし裁判などをしたとしても微々たる額しか補償してもらえないというのがオチでしょう。

なので、古いエアコンのクリーニングを依頼する際は、壊れたら自分のお金で買い換える覚悟でいたほうがよさそうです。

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中小のエアコン清掃会社や個人業者の補償は?

業者を決める際は、損害保険に加入している事を大前提として選んでください。

ダスキン」や「おそうじ本舗」は修理の際、基本的には加盟店が加入している損害保険を使用しての補償となります。

おそうじ本舗」の加盟店は本部への保険契約書の提示を求められ、保険契約をしていないと契約解除になってしまうので、必ず加入しています。
ダスキン」も同様でしょう。

では、中小の清掃業者や個人業者はどうなっているのでしょう。
あくまでも業者ごとに違うので一概には言えないことを予めお断りしておきますが、中小の清掃業者よりも個人業者のほうが保険加入率は高い傾向にあるようです。

なぜなら、事業に使用する責任賠償保険などは売上高を基準に保険料を算出するため、ある程度の売り上げがある中小の業者は、ほとんど起こらない事故に対して高い保険料を支払うよりも、その都度実費を負担したほうが安く済むからです。

ちなみに、責任賠償保険は先ほど書いたように売上高を基準に保険料を算出するため、基本的には保険を使ったからと言って翌年の保険料が上がってしまうという事はありません。よほど事故率が高いと別でしょうが。

保険に加入しているのならば、業者に責任があるかどうかわからない場合でも、さっさと保険を使って解決したほうが手っ取り早いので、スムーズに解決する場合が多いです。

ところが、保険に加入していない場合は、そもそも故障や破損に気付いても、知らん顔してやり過ごそうとする傾向が強くなってきます。
もちろん保険に加入していても、目立たない破損などは隠してしまいがちですが。

エアコンクリーニング後、すぐにエアコンを使用しないなどの理由でしばらく故障や破損に気づかないでいると、保険に加入していない業者は「うちが原因じゃない」と言われてしまう可能性が高く、そうなるとメーカーの修理担当者が「エアコンクリーニングが原因です」と断定してくれない限り泣き寝入りするしかなくなってしまいます。

機械の類いは昨日まで普通に動いていても、ある日突然壊れて動かなくなることも多いので、実際のところ何が故障の原因かを特定することはたやすいことではないのです。
参考記事
エアコンが冷えない原因と対処法!ガス不足か?洗浄で冷えが改善!

保険に加入していても免責金額という落とし穴がある


損害保険に加入している業者を選ぶべきだと書きましたが、賠償責任保険にも車の任意保険と同じように免責金額と言うものがあります。
これは、事故を起こした時の補償金額が一定額以上でないと保険金が支払われないですよ、というもの。

この免責金額を0円、つまり補償額がいくらであっても保険金が支払われるような契約にすることも可能ですが、そうすると当然保険会社に支払う保険料が上がります。
おそうじ本舗」を例に出すと、本部が加盟店用に用意している保険は、免責金額が3万円となっています。

この免責金額が設定されていると、簡単に言うとこの金額以下は”無保険状態“と同じ。
はっきり言って、ほとんどの修理は3万円以下の場合が多いので、あまり意味のない”使えない保険”です。

ちゃんと考えている店舗は本部が用意している損害保険には加入せず、独自に別の保険会社と契約していたりします。

見積もり金額がせいぜい2万円程度の仕事で、修理代なんて払ってたらなにしてるのか分からなくなってしまいますからね。

とは言え、業者を選ぶ際の基準として、責任賠償保険に加入しているという事は最低限押さえておいたほうがよさそうです。  

故障にまつわるトラブルでもめる一番の問題は、”いつ故障したかです。

これを避けるために、エアコンクリーニングの作業前とエアコンクリーニング後にそれぞれ運転確認をする必要があります。

運転確認作業には結構時間が掛かるので、安く請け負っている業者はやっていないことが多いです。

お掃除機能の無いエアコンで作業前後に各10分、合計でだいたい20分。
お掃除機能付きだと各20分、合計で40分近くは最低でもかかるのです。
もちろん、ずっと付きっ切りになる必要はないので、他の準備を進めながらでもある程度確認出来ますけどね。

この確認作業をやっているかやっていないかだけでも、ちゃんとした業者なのかどうかを判断する基準のひとつとなると思います。

作業時間で作業の内容は大体察しがつきます。
作業時間と内容について書いた記事を参考にしてください。
⇒「エアコンクリーニングの所要時間は何時間?作業時間の違いでわかる業者の掃除の差はこれだ!

ハウスクリーニングを依頼する時は、どうしても価格に目がいきがちですが、万が一のことも考慮して業者を選ぶことも大事なことです。
気持ちよく過ごせるように掃除を依頼したのに、壊されてちゃんと対応してもらえなかったなんて事になったら本末転倒ですからね。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事が参考になると嬉しいです。

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