ダイキンのエアコンは自動掃除しない?フィンがホコリだらけになる原因は?

「ダイキンのお掃除機能付きエアコンを買ったけど、ぜんぜん自動で掃除されてない!」

という人が結構います。

エアコンを自動で掃除してくれると期待して購入しているのに、お掃除されているどころかホコリだらけになっていたらビックリしますよね。

私は仕事でエアコン分解クリーニングをしていますが、たしかにダイキンのエアコンはフィルターの内側までホコリだらけになっていることが多いのは事実なんです。

なぜそんなことになるのでしょうか?

ダイキンのエアコンが、フィルターの内側にあるフィン(熱交換器)までホコリだらけになる原因や対策について書いてみます。

ダイキンのエアコンの口コミや評判についても、いろいろな角度から見たものを調べてみました。

2020年最新のダイキンエアコン「うるるとさらら」などのおすすめ機種も紹介します。



目次

ダイキンのお掃除機能付きエアコン

ダイキンは空調機器の売上ランキング世界ナンバーワン企業です。(2015年の統計)
日本の企業が世界ナンバーワンと聞くと、やっぱりうれしいですよね。

そんなダイキンのお掃除機能付きエアコンについて紹介していきます。

ダイキン お掃除機能付きエアコン


ダイキンエアコンのフィルター自動お掃除機能の構造

ダイキンのフィルター自動お掃除機能のフィルターからホコリを取る方式は2種類あります。

  • フィルターが移動する方式
  • ブラシ(ダストボックスごと)がフィルターの上を移動して掃除する方式

の2種類です。

1つ目のフィルターが移動する方式が比較的古いタイプで、2つ目のブラシが移動するタイプが比較的新しいタイプです。

「フィルターより内側がホコリだらけ」といった不具合が多いのは1つ目のフィルターが移動するタイプです。

ダイキンのエアコンは取ったホコリを処理するのに「ダストボックス方式」を採用しています。
このダストボックス方式自体は特に問題ないものだと思います。

ちなみに、ダイキンのダストボックスの推奨お掃除時期は10年に1度でいいことになっています。

ダイキンエアコンの自動お掃除機能「フィルター移動式」

ダイキン お掃除機能付きエアコン

ダイキンの自動お掃除機能付きエアコンに主に使われている集塵フィルターは、他社とちょっと違った形状をしています。

他のメーカーのフィルターは板状なのですが、ダイキンのフィルターは布のように柔らかいアミが輪っか状になっていて、ちょうどベルトコンベアーのような感じでまわります。
※年式によってはダイキンにも板状フィルターが採用されているフィルター移動式もあります。

ダイキンエアコンのお掃除機能のフィルター
↑黒い棒状のものがフィルターを回す部品で、その下にかすかに見える白いものが掃除用ブラシ
ダイキンエアコンのお掃除機能のダストボックス内
↑フィルター掃除用のブラシはダストボックス内にある

輪っか状になってるので、上面と下面で2重フィルターのようになってます。

どのメーカーでも自動お掃除機能に使われているフィルターは、目が細かいために1枚でも結構な空気抵抗となってしまいます。
空気だけでなく水蒸気も通りにくいので、エアコン内部に湿気がこもりやすくなっています。

それが2重になっていることで、デメリットも2倍になっていると言えるんですよね。

湿気がこもることでカビが繁殖しやすいという点は、かなりマイナスな点です。

更にマイナスな点として、「取り切れなかったホコリが熱交換器に積もる」ことが挙げられます。

フィルターが輪っか状になっていることで、取り切れなかった表面の汚れが裏面にまわったときに熱交換器に降り注ぐことになるんです。

これが「熱交換器のフィンがホコリだらけになる」ことの原因になっています。

ダイキンのお掃除機能付きエアコンの熱交換器がホコリだらけになる原因
↑↑↑ダイキンのお掃除機能付きエアコンの熱交換器のホコリ


ダイキンエアコンの自動お掃除機能「ダストボックス移動式」

以前からグレードによっては搭載されていた「ダストボックス移動式」。

こちらはトラブルも少なく、きれいにフィルターをお掃除してくれてます。

ダイキンエアコンのフィルター自動お掃除機能はダストボックスごと移動
画像引用:ダイキンHP https://www.daikinaircon.com/

↓↓↓ちょうど中央あたりの高さの左右にダストボックスがあります。ブラシを内蔵したダストボックスが、上へ上がってそのまま奥の方まで移動してお掃除します。

ダイキンエアコンの自動お掃除機能のダストボックス
画像引用:ダイキンHP https://www.daikinaircon.com/

2020年の最新ダイキンエアコンにも一部のシリーズでこの方式が採用されています。

分解クリーニングする立場からみても非常にやりやすい方式です。

固定されたエアフィルターの上を、掃除ブラシとダストボックスが一体になったユニットが上下に移動して掃除していくのですが、他のメーカーにはない独特な方式です。

この方式であれば、移動フィルター方式で多かった「熱交換器にホコリが積もる」「自動掃除してない」と言った不具合はなくなるんじゃないでしょうか。

ただ、2020年のモデルの中でこの方式を採用しているのは、「うるるとさらら」のフラッグシップモデルであるRXシリーズと、AXシリーズの2モデルのみとなります。



ダイキンの「ブラシ掻き取り式」はホコリが残る?

ダイキン お掃除機能付きエアコンのブラシ

ダイキンの「ブラシ掻き取り式」は、エアフィルターからホコリをしっかり取り除けているとはいいがたい印象です。

「フィルター移動式」のお掃除機能は、円筒形のブラシでフィルターからホコリを擦り取る方式で、ホコリのついたブラシからクシ状の部品ですくようにホコリをダストボックスに落とします。

ブラシのすぐ下にダストボックスが配置されていて、落としたホコリが溜められていきます。

この部分の造りは他社と同じくらい効率よくホコリが取れているのですが、残念ながらループ状の二重フィルターのおかげで、残ったホコリが悪さをしてしまっています。

ダイキンエアコンの自動お掃除機能の「ダストボックス式」は優秀

ダイキンエアコンの「ダストボックス式」はブラシ部分と一体になっています。

日立以外のメーカーの「ダストボックス式」は、ダイキンと同じくブラシとダストボックスが一体になっているのでオーソドックスなタイプと言えます。

ただ、「フィルター移動式」に使われているダストボックスは透明な部材ではないので、いちいちダストボックスをエアコンから取り外さないと、中にホコリがどれくらいたまっているか確認できないのが難点です。

その点、「ダストボックス移動式」 のダストボックスは透明になっているので前面パネルを開けるだけで確認ができます。



ダイキンエアコンのお掃除機能が掃除しない原因は?

ダイキンエアコンのフィルター自動お掃除機能が掃除しない?

ダイキンのエアコンで「お掃除機能がお掃除してない!」と感じている人が多いようです。

考えられる状況は4つほどあります。

  • フィルター自動お掃除機能が「OFF」になっている
  • フィルターに油がついて掃除できない状態になっている
  • ダストボックスが一杯でホコリがあふれている
  • 作動タイミングを勘違いしている

フィルター自動お掃除機能が「OFF」になっている

ダイキンのフィルター自動お掃除機能は工場出荷時に「ON」になっているはずですが、リモコンをいじっている時にOFFにしてしまっている可能性があります。
実際に私がエアコンクリーニングにうかがったお宅でも何軒かありました。

フィルターに油がついて掃除できない状態になっている

どのメーカーのお掃除機能も「油を使う部屋には設置しないで」「キッチンの近くに設置しないで」という注意書きがあるはずです。

油がついてしまうとフィルター自動お掃除機能ではホコリを取り切れないので、自分でフィルターを取り外して手で洗ってやる必要があります。

ダストボックスが一杯でホコリがあふれている

「ダストボックスのゴミを捨てるのは10年に1度でいい」とうたっているメーカーが多いですが、ホコリの多い部屋では1年や2年でダストボックスがいっぱいになることがあります。

できるだけ1年に1度くらいはダストボックスの中を確認してください。

作動タイミングを勘違いしている

他のメーカーではフィルター自動お掃除機能の作動タイミングは、冷房や暖房の運転を停止した時となっています。

ダイキンは24時間運転した時点で作動するようになっているので、「運転を停止したのにフィルター自動お掃除機能が作動しない」と勘違いする人がいるようです。

念の為にエアコンの前面パネルをあけてフィルターにホコリが積もっていないか確認してみましょう。



2020年最新ダイキンエアコン「うるるとさらら」のおすすめ機種は?

2020年最新のダイキンエアコンのラインナップは以下の10シリーズとなっています。

  • RXシリーズ/Rシリーズ(家電量販店モデル) うるさらX
  • MXシリーズ うるさらmini  うるさらX
  • AXシリーズ/Aシリーズ(家電量販店モデル)
  • SXシリーズ/Sシリーズ(家電量販店モデル)  risora(りそら)
  • FXシリーズ/Fシリーズ(家電量販店モデル)
  • CXシリーズ/Cシリーズ(家電量販店モデル)
  • Eシリーズ

スゴ暖

  • DXシリーズ 寒冷地専用
  • HXシリーズ 寒冷地専用
  • KXシリーズ 寒冷地専用

順番に説明していきます。

ダイキンエアコン RXシリーズ/Rシリーズの特徴

ダイキンエアコンのフラッグシップモデル。

「うるるとさらら」”うるさらX”シリーズです。

室外機から取り込んだ湿気を室内の加湿に使う「無給水加湿(うるる加湿)」と「無給水洗浄」機能が特徴。
暖房時の「無給水加湿」機能と「無給水洗浄」はこのRX/RシリーズとMXシリーズだけに搭載されています。

さらにこのRXシリーズだけの機能として、うるる加湿の機能を利用した吸気換気機能がついているので、暖房しながら強力に換気することができるのが特徴です。

どちらの機能も他のメーカーにはないダイキン独自のシステムで、暖房時に外気の水分を使って室内を加湿することができるのはダイキンエアコンだけです。

ダイキンエアコンのうるさらは外気の水分を取り込む
画像引用:ダイキンHP https://www.daikinaircon.com/

↓↓↓暖房では室内の湿度を利用して加湿することはできないので、室外機から外気の水分を取り込んで室内の加湿と熱交換器の洗浄をします。

冬の暖房時にも外気の湿度を室内に取り込んで加湿水洗浄ができるのはダイキンエアコンだけ。
画像引用:ダイキンHP https://www.daikinaircon.com/

↓↓↓夏場は室内の水分を取り込んで熱交換器を水で洗浄します。

ダイキンエアコンの結露水洗浄は冷房時に室内の水分を取り込んで加湿
画像引用:ダイキンHP https://www.daikinaircon.com/

無給水洗浄で熱交換器を洗浄して、ストリーマ空気清浄機能でエアコン内部をきれいに保ちます。



ダイキンエアコン MXシリーズ(うるさらmini)の特徴

小容量シリーズで、6畳・8畳・10畳用のみのコンパクトなシリーズ。

寝室や子供部屋などにおすすめのモデルです。

狭い部屋には無くてもいいようないくつかの機能が省かれていますが、室外機から水分を取り込んで熱交換器を洗浄してくれる「加湿水洗浄」の機能は搭載されているのが嬉しいところ。

暖房時にも加湿してくれる「無給水加湿」の機能もついているので、寝室に設置しても「朝起きたら喉が痛い」なんてことを避けられます。

フラッグシップモデルのRXシリーズにも6畳・8畳・10畳用はラインナップされていますが、このMXシリーズでも十分な機能が搭載されているので、お値打ちな方が良ければおすすめです。

ダイキンエアコン AXシリーズ/Aシリーズの特徴

冬場の無給水洗浄や無給水加湿(うるる加湿)はないので、冬の暖房にもエアコンを使う人には不向きです。
逆に夏場の冷房にしかエアコンを使わないという人にはこのモデルがぴったりです。

室内の水分を洗浄に使う「結露水洗浄」ができるので、冷房時に熱交換器を洗浄してくれてカビが発生しにくくなります。

もちろんストリーマ内部クリーンやストリーマ空気清浄機能なども搭載していて、結露水洗浄との組み合わせで強力にカビを抑制してくれます。



aダイキンエアコン SXシリーズ/Sシリーズの特徴

木目やツヤ、織目等、高級感あふれる7色のパネルカラー展開のスタイリッシュモデル。

標準パネルタイプ4種類と、受注生産パネル3種類の合計7種類のパネル色から選べます。

このシリーズにはフィルター自動お掃除機能は搭載されていないので、「フィルターおそうじ機能はないほうがいい」という方におすすめです。

↓↓↓標準パネルタイプのカラーは4色 ブラックウッドやウォルナットブラウンが個性的でかっこいいですね。

ダイキンエアコン「risora」の標準パネルタイプのカラー展開

↓↓↓受注生産パネルタイプ

ダイキンエアコン「risora」の受注生産パネルタイプは3色

「他の家電はカラーバリエーションで選べるのになんでエアコンは白ばっかりなの?」といったお客さんの声を反映したシリーズ。

最近の出っ張り感の強いエアコンが主流のなか、「とことん薄いエアコンへの挑戦」として奥行き185mmという薄さを実現しています。
ちなみにRXシリーズやAXシリーズは奥行きが倍の370mmもあります。



ダイキンエアコン FXシリーズ/Fシリーズの特徴

FXシリーズはCXシリーズとよく似ていますが、CXシリーズにはない機能は以下の5つです。

  • プレミアム冷房
  • さらら除湿
  • ヒートブースト・クールブースト制御
  • 快適自動運転
  • ランドリー乾燥

プレミアム冷房

通常のエアコンの冷房は設定温度に達すると湿度のコントロールができませんが、プレミアム冷房はダイキン独自の冷媒流量制御技術で、設定温度到達後も湿度をコントロールできます。

0.5℃刻みの細かな温度設定ができるのもプレミアム冷房の特徴です。

さらら除湿

さらら除湿は室温が下がらないようにする機能です。

除湿された空気はどうしても冷たくなりますが、除湿前の空気と混ぜて吹き出すことで室温を下げずに除湿します。

ヒートブースト・クールブースト制御

運転開始後の暖房の立ち上がりを15%早めたり、冷房時の湿度を効率よく下げたりする機能です。

快適自動運転

快適な温度・湿度・気流を自動選択する機能。

ランドリー乾燥

室内、屋外温度に応じて、除湿、冷房、暖房を自動選択し、洗濯物を乾かすのに適した温度に保つように運転します。
ただし、人がいる状況で使用するものではなく、外室時の人がいない状況での使用が前提です。



ダイキンエアコン CXシリーズ/Cシリーズの特徴

CXシリーズはFXシリーズから5つほどの機能を除いた機種です。

CXシリーズにない機能は以下のとおりですが、お値段優先であればこちらがおすすめです。

  • プレミアム冷房
  • さらら除湿
  • ヒートブースト・クールブースト制御
  • 快適自動運転
  • ランドリー乾燥

ダイキンエアコン Eシリーズの特徴

Eシリーズはシンプルでコンパクトなモデル。

このシリーズにはストリーマ内部洗浄やストリーマ空清はついていませんが、結露水で熱交換器をきれいにする「水内部クリーン」が搭載されています。

ダイキンエアコン DXシリーズ(寒冷地専用)の特徴

寒冷地向けに暖房機能を向上させたAI運転で温度と湿度をかしこくコントロールするDXシリーズ。

代表的な機能を押さえた寒冷地仕様モデル。

  • 水内部クリーン(結露水洗浄)
  • ストリーマ内部クリーン
  • ストリーマ空気清浄
  • セルフウォッシュ熱交換器
  • フィルター自動お掃除

ダイキンエアコン HXシリーズ(寒冷地専用)の特徴

HXシリーズは寒冷地向けのミドルスペックエアコン。

基本的なエアコン内部をクリーンに保つ機能はしっかり搭載されています。

  • ストリーマ内部クリーン
  • ストリーマ空気清浄
  • クリアコート熱交換器
  • フィルター自動お掃除機能

ダイキンエアコン KXシリーズ(寒冷地専用)の特徴

KXシリーズはストリーマも搭載した寒冷地向けベーシックエアコン 。

フィルター自動お掃除機能がいらない寒冷地の方向け。

2020年ダイキンエアコンのおすすめ機種は?

2020年のダイキンエアコンのラインナップの中でおすすめするとすれば、フラッグシップモデルの

  • RXシリーズ/Rシリーズ(家電量販店モデル) うるさらX
  • AXシリーズ

のどちらかです。

個人的には冬の暖房にエアコンは使わないので、AXシリーズが機能と価格のバランスで一番コスパがいいように感じます。

逆に他のシリーズにしない理由に、フィルター自動お掃除機能の仕組みが熱交換器にホコリをつまらせる構造で駄目だからというのがあります。



ダイキンエアコン「うるるとさらら」のまとめ

「ダストボックス式」全てに言えることですが、定期的にダストボックスに溜まったごみを、手で捨ててやる必要があります。
せっかく優秀なブラシ&ダストボックスでも、ホコリがいっぱいになったまま使用していると、ゴミがあふれてホコリが取れなくなることで、エアコンの中がゴミの塊であふれかえることになります。
年に一度くらいは必ずダストボックスを確認して掃除してやりましょう。

古めのダイキンの自動お掃除機能エアコンは、カビの生えやすさが若干気になりましたが、最近のものはフィルター自動お掃除機能が改善されていておすすめできる機種になりました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事が参考になると嬉しいです。



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