エアコンを使おうと思ったらリモコンが見当たらない!なんて事ありますよね。
すぐにでも使いたいのに、どこにも見当たらないとなると困ってしまいます。
リモコンを紛失してしまうと、当然エアコンは使えなくなってしまうのですが、いくつか対処法があります。
とりあえずすぐにエアコンを使いたいという時は、とても便利ですよ。
今回はエアコンのリモコンが失くなってしまった時や、電池を変えてもリモコンが効かない時の対処法として使えるエアコンのリモコンアプリや汎用リモコンについて詳しく書いてみたいと思います。
エアコンのリモコンをなくした時の対処法
エアコンのリモコンをなくした時の対処法には、大きくわけて2種類あります。
- とりあえずその時だけ使えるようにする方法
- 今後もずっと使える方法
「1.とりあえずその時だけ使えるようにする方法」には、
- スマホのエアコン用リモコンアプリをインストールして使う方法
- エアコン室内機にある「応急運転」ボタンを使う方法
の2つがあります。
「2.今後もずっと使える方法」には、
- メーカー純正の今までと同じリモコンを買い直す方法
- どこのメーカーのエアコンにもつかえる汎用リモコンを購入する方法
の2つがあります。
スマホアプリを使用するのが最もお手軽で安上がりのように思えますが、これには重大な欠点があります。
それは赤外線通信に対応しているスマホやタブレットをもっているか、もしくはエアコンにWiFi接続ユニットがついている場合でしか操作が出来ないということです。
ほぼすべてのエアコンはリモコンと赤外線通信でつながっています。
ところが最近のスマホやタブレットには赤外線通信の機能は付いていません。
逆にスマホやタブレットについているWiFi通信の機能はエアコンにはついていないのです。
WiFi接続なら最近のスマホでできそうですが、エアコン本体にWiFi通信をするためのWiFi接続ユニットがついているエアコンは上位モデルのみであったり、オプションで機器を追加しないといけなかったりで、価格も5,000円~16,000円くらいします。
しかも、エアコンそれぞれに付けなければいけないため、操作できるエアコンはほとんどないと言っていいと思います。
正直、こんなWiFi接続ユニットを買うくらいなら、1台で家中の赤外線リモコンの機器を操作できる「スマートリモコン(赤外線リモコンハブ)機器」を購入したほうが、安上がりで便利です。
エアコン本体の「応急運転」ボタンを使う方法は最も使いにくい方法なので、最後の手段として憶えておく程度になるかもしれません。
ということで、一つ目の対処法として紹介した2つは現実的にすぐには使えない対処法かもしれません。
最終的には「2.今後もずっと使える方法」にあげた純正リモコンを購入するか、汎用リモコンを購入するかのどちらかになると思います。
ただ、お店まで買いに行かないといけない上、純正リモコンは注文して取り寄せないと入手困難なので、すぐには手に入りません。
「1.とりあえずその時だけ使えるようにする方法」でその場をしのいでおいて、純正リモコンか汎用リモコンのどちらかを購入して到着を待つ、といった流れが最適でしょう。
汎用リモコンはヤマダ電機だとかケーズデンキなどの家電量販店ならどこでも店頭で取り扱っていますので、お店が近くにあればすぐにでも買ってきて使えるようになります。
一番手っ取り早いエアコンを使う方法は?
エアコンのリモコンが見つからない時に、最も手っ取り早い対処方法は、他の部屋のリモコンを試してみることです。
他の部屋にもエアコンがある場合は、そのリモコンで一度試してみましょう。
同じメーカーのエアコンであれば、ほとんどの場合は何もしなくてもそのまま使えてしまったりします。
エアコンのメーカーが違う場合はまず使えませんが、とりあえず試してみましょう。
最終的に一番いいのは新しく純正のリモコンを購入することですが、家電量販店や販売店にはまず在庫は置いてないので、メーカーから取り寄せることになり、それなりに時間が掛かります。
特に最近の高機能エアコンは価格が高いものが多く、値段が7,000円を超えることもあります。
汎用リモコンは安い上に入手しやすいというメリットがありますが、いろいろな機能がついたエアコンの場合は、使えなくなる機能も多くあります。
汎用リモコンを購入するのは、フィルターお掃除能や空気清浄機能などの付加機能がないシンプルなタイプのエアコンだけにしたほうがいいでしょう。
エアコンのリモコンがない時は本体で操作する
エアコンはリモコンがないと一切操作できなさそうですが、実は本体にある「運転/停止」「自動運転」「応急運転」などと書かれたボタンで運転の入り切りのみは行うことができるんです。
大抵のエアコンは、前面パネルを開けると、向かって右側にこのボタンが有ることが多いです。
機種によっては前面パネルを開けなくても押せる位置にあったりしますが、必ずどこかにあるので、わからなければ取扱説明書で確認してみて下さい。
本体にあるボタンでの操作は、冷房と暖房の切り替えのみしかできず、温度調整も出来ませんので、ほんとに緊急時のみの使用に限られます。
操作方法については、ただ押すだけですが、一応説明書を見ながら行うようにして下さい。
エアコンのリモコンアプリとは?
スマホやタブレット用のアプリに、スマホでエアコンを操作できるものがあります。
ただし、上に書いたように、スマホが赤外線通信機能を持っているか、エアコンがWiFi通信接続されているかどちらかでないと使えませんが。
アンドロイド端末のスマホならgoogle playのアプリで「エアコン リモコン」と検索すると出てきます。
多くのメーカー専用のアプリが出ているので、自分のエアコンと同じメーカーのものを選んでインストールしましょう。
メーカー純正のアプリでも、基本的な操作しか出来ないので、フィルターお掃除機能などの設定変更などはできません。
残念ながら、こちらもシンプルなタイプのエアコン向けの応急的な対処法となります。
アプリの口コミレビューなどを見ると、総じて評価が低いものが多いようです。
エアコンの汎用リモコンはどうなの?
エアコンのリモコンを購入するのであれば、当然「純正リモコン」がいいのは間違いないでしょう。
ただ、入手のしやすさと、価格を考慮すると、汎用リモコンと迷ってしまいますよね。
純正リモコンであれば、確実に今までどおり普通にエアコンを操作できます。
対して汎用リモコンでは、基本的な機能しか使用することが出来ません。
汎用リモコンもエアコンのメーカーによっては対応していなかったり、機能がちゃんと効かなかったりするようです。
それでも、冷房・暖房・除湿などのモード切替、温度調整、風向調整(上下・左右)、風量調整、入り切りタイマーといった基本的な機能は、ほとんどの汎用リモコンで操作可能です。
汎用リモコンの価格はほぼ1,000円~2,000円程度が相場です。
エアコンメーカー純正リモコンに比べて1/3程度の金額で購入できるのが魅力ですよね。
買ったのに反応しないとか、機能が一部使えないといったリスクはあるものの、ネットの口コミなどを調べておけば回避できます。
↓ 私がエアコンクリーニングの仕事をしていて何度もお客さんの家で見かけたことがあるリモコンです。
エアコンの純正リモコンのデメリット
家電量販店や販売店にメーカー純正の新しいリモコンを取り寄せてもらうと、一週間前後かかる上、金額も5,000円前後します。
金額的には、汎用リモコンの3倍前後と高価です。
どの汎用リモコンを購入していいかわからない場合は、エアコンの型番を家電量販店で伝えましょう。
そうすれば店員さんが教えてくれると思います。
型番はエアコンの下面に書いてありますが、がわからない場合はエアコンの説明書を持っていくことをお勧めします。
純正のエアコンリモコンを最も早く入手するには
汎用リモコンで「安物買いの銭失い」になるよりは、最初から純正リモコンを買ったほうがいいという人も多いでしょう。
そんな時はやはりネットでの購入が一番です。
家電量販店などの販売店よりも確実に早く自宅に届けてくれますからね。
アマゾンであれば翌日、楽天やヤフーショッピングでも「あすつく」対応の物を選べば、翌日には到着します。
「メーカー名 エアコン リモコン」と検索すればズラッと出てきます。
メーカー純正リモコンは汎用リモコンと比べて3倍程度の金額の場合がほとんどです。
それでも殆どのものが5000円前後なので、汎用リモコンを購入して失敗することを考えたら高くない買い物だと言えます。
ただ、あまりに古いエアコンだと、メーカーにも在庫がないため、中古品の販売しかなくなっていることが多いです。
中古となると、購入してからすぐに故障してしまうリスクも考慮しないといけない上に、中古にもかかわらず価格が非常に高くなっています。
販売終了しているリモコンの中古品は、新品の倍ぐらいの販売価格が相場なので、汎用リモコンと比較すると5~6倍程度の価格差になってしまうのが痛いところです。
純正リモコンを購入する際は、必ずエアコンの型番を調べておいて確認してから購入することをお忘れなく。
他にもヤフーオークションにも多く出品されているので、純正リモコンの中古を安くという方は狙ってみるのもいいかもしれません。
まとめ:いい機会なのでエアコンのリモコンをグレードアップ
エアコンのリモコンをなくしてしまっても、新しいものが届くまでエアコンを使えないわけではありません。
とりあえずエアコンが使えるように対処出来れば、あとはゆっくり注文したリモコンが届くのを待つことが出来ます。
こだわりが無ければ、汎用リモコンでも全く問題ないでしょうし、そろそろ買い替えを検討しているような古いエアコンに高価な新品の純正エアコンはもったいないでしょう。
アプリという手もありますが、怪しいアプリが多いので、いい機会だと思って上でも紹介した「スマートリモコン(赤外線リモコンハブ)機器」を購入するというのもいいかもしれません。
今流行りのグーグルホームやアレクサなどのスマートスピーカー(AIスピーカー)に接続すれば、声でも操作できるようにもなるからです。
とにかくエアコンが使えるようになればいいという方は、汎用か純正のエアコンリモコンをネットで購入すれば、早く手に入れることができる上に安上がりです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事がお役に立たったら嬉しいです。
コメント