2020年最新エアコンのおすすめメーカーランキング3!特徴の比較と選び方

「エアコンを買おうと思うんだけどおすすめのメーカーはどこなんだろう?」

このページに訪れた人は、エアコンを購入しようと思って調べているんじゃないでしょうか。

私は仕事で16年ほどエアコン分解クリーニングをしてきたので、その経験をもとに、2020年最新エアコンの特徴を比較してエアコンのメーカーや機種の選び方について書いてみたいと思います。

エアコンは一度購入したら10年前後は使うものです。

購入後に後悔することの無いように、エアコンの性能やお掃除ロボットについてよく理解してから購入したいですよね。

エアコンのメーカーや機種のおすすめランキングも作ってみましたので参考にしてみて下さい。



2020年最新エアコンのおすすめメーカーランキング!

早速ですが、2020年最新エアコンのおすすめメーカーランキングを紹介します。

仕事柄、エアコン内部まで分解して見る機会が多いので、それなりにエアコン選びの参考になるのではないでしょうか。

三菱電機「霧ヶ峰」Rシリーズ
三菱電機の「霧ヶ峰」は自分で掃除しやすいエアコン

「霧ヶ峰」のRシリーズはミドルスペックのコンパクト設計のシリーズ。

このRシリーズは、上位シリーズのZシリーズと比較して「カビクリーンシャワー」や「AI自動運転」がありませんが、「はずせるフィルターおそうじメカ」と「はずせるボディ」の機能で、自分でエアコンの奥まできれいに掃除できる構造になっています。

価格も同じ6畳用の2.2kWでZシリーズと13万円以上の差額があるので、コストパフォーマンスがずば抜けていいモデルです。

シャープ L-Hシリーズ
シャープエアコンの左右風向ルーバーは「はずせルーバー」

シャープのコンパクト・ハイグレードモデル。

このモデルをおすすめする理由は、
◎従来のごみ処理方式の「屋外排出式」から「ダストボックス式」になってトラブルが起こりにくくなったこと。
◎吹出口の左右風向ルーバーば完全に取り外せる「はずせルーバー」で、吹出口の奥まできれいに掃除できる構造。
という点です。

プラズマクラスター25000も搭載されていて内部のカビも抑制してくれます。

日立「白くまくん」Xシリーズ
日立エアコン白くまくんの熱交換器凍結洗浄-室内機

「白くまくん」Xシリーズは最上位モデルです。

このシリーズをおすすめする理由は、
◎熱交換器凍結洗浄(室内機と室外機)
◎ファンロボ
◎カビバスター
の3つの機能が搭載されているからです。

どれも他のメーカーにはない独自の機能です。

熱交換器を結露させた水で洗い流す機能は他のメーカーでもありますが、「熱交換器凍結洗浄」は最大限に効果を発揮するために凍結させてしまうところは面白い発想。
「ファンロボ」は送風ファンのホコリをブラシで物理的に取り除く機能ですが、今までどのメーカーにもありませんでした。
「カビバスター」は24時間365日見張って作動してくれるところが他のメーカーにはないポイントです。

機能面だけ見るとおすすめ1位でもいいくらいですが、最上位モデルにしか3つの機能がそろってないので、価格が高いのが残念なところです。

各メーカーのエアコンの特徴を比較していますので、参考にしてください。

2020年最新エアコンの絶対におすすめできないメーカー

私は仕事でエアコンクリーニングをしているので、いろいろなメーカーの機種を今までに見てきました。

その中で絶対におすすめできないエアコンのメーカーというのがありました。

それはパナソニックとダイキンとシャープです。

でも、この3社のエアコンは結構売れているんですよね。

特にパナソニックは国内のエアコン販売台数シェア1位ですし、ダイキンは世界のエアコン売上高1位のメーカーです。

おすすめできないメーカーである理由は、今エアコンの主流となっているフィルター自動お掃除機能の作りが悪かったからです。

とはいえ、最新の機種では3社とも問題の少ない構造に改良してきています。

それでもパナソニックとダイキンの一部の機種にはまだ故障しやすいなどの問題があるので、その機種を避ける必要があることはおぼえておいてください。

お掃除機能付きエアコンか従来型エアコンかの選び方

フィルター自動お掃除機能がついているエアコンにするか、ついていないエアコンにするかは迷うところだと思います。

主なメリット・デメリットは以下のとおりです。

フィルター自動お掃除機能付きエアコンのメリット

  • つねにフィルターがきれいな状態なので、冷房や暖房の効きが良くなる
  • 冷房や暖房の効率が良くなるので電気代が少なくてすむ
  • 高い位置にあるフィルターを掃除するときの事故を避けることができる

フィルター自動お掃除機能付きエアコンのデメリット

  • 故障しやすい
  • 業者にエアコンクリーニングを頼んだ時の料金が高い(1.5倍~2倍)
  • エアコン内部にカビが繁殖しやすい

上に書いたようなメリットとデメリットをふまえた上で、下のような条件に当てはまる場合はフィルター自動お掃除機能付きのエアコンは購入するメリットがあると思います。

  • エアコンが高い位置に設置されていてフィルター掃除が大変
  • 油が飛ばない寝室や個室に設置する

逆に以下のような環境では、フィルター自動お掃除機能が不具合を起こしやすかったり、意味がなかったりする可能性が高くなります。

  • 油(油煙)が発生するキッチンやリビング・ダイニングに設置する
  • 年間で数日しか使わない

フィルターお掃除機能付きエアコンは、一見どれも同じように見えますが、メーカーによってお掃除機能の構造が大きく違います。

このお掃除機能の構造の違いによって、フィルターの自動掃除が故障しやすかったり、エアコン洗浄を依頼する時に価格が高かったり、などの大きな差が出てきます。

ここでエアコンのメーカーの選び方に失敗してしまうと、「お掃除機能付きエアコンなんて買うんじゃなかった!高かったのに!」となってしまうかもしれません。

「お掃除機能付きエアコンにするのか」、「どのメーカーのお掃除機能付きエアコンにするのか」は慎重に選ぶようにしてください。

スポンサーリンク

各エアコンメーカーが採用しているお掃除ロボットの種類とおすすめ

どのエアコンメーカーもお掃除機能の方式に名前を付けているわけではありませんが、説明しやすいように以下のような名前をつけて説明しています。

「掃除方法」
・フィルター移動式
・ノズル移動式

「ゴミ処理方法」
・屋外排出式
・ダストボックス式

まず、「掃除方法」から見てみます。

フィルター移動式

これはフィルター自体が移動してブラシ部分を通過することで掃除するタイプ。

フィルター2枚を同時に掃除するので比較的掃除時間が短い。

ノズル移動式

フィルターは固定されている状態で、その上を掃除ノズルが移動して掃除するタイプ。

フィルター移動式より比較的大きな音がする。

次は「ゴミ処理方法」です。

屋外排出式集めたホコリは屋外までつながっているパイプを通して、外に吐き出します。 もっともトラブルが多い方式です。
ダストボックス式エアコン室内機の中にダストボックス(ゴミ箱)が設けてありそこにホコリをためます。 定期的にダストボックスのゴミを取り除く必要があります。

そして、気になる各メーカーごとの「掃除方法」「ゴミ処理方法」の採用状況を見てみましょう。

富士通ゼネラルフィルター移動式ダストボックス式
パナソニックノズル移動式ダストボックス式(一部に屋外排出式)
シャープフィルター移動式ダストボックス式
日立ノズル移動式ダストボックス式
ダイキンフィルター移動式ダストボックス式
東芝フィルター移動式ダストボックス式

注:メーカーによっては一時的に方式を変更したり、途中で方式を変更している場合があります。

私がエアコンクリーニングの作業を通して見てきた経験から、「屋外排出方式」は非常にトラブルが多いです。

この方式は、室内機の中に換気用の小さいファンが搭載されていて、その吸引力で集塵ノズルから屋外の出口までホコリを移動させます。

あちこちにホコリが詰まっているので、この屋外吐き出し式のお掃除機能付きエアコンだけは避けたほうが無難です。

 

最後まで読んでいただき有難うございました。
この記事が参考になりましたら嬉しいです。



コメント

タイトルとURLをコピーしました