「エアコンを買おうと思うんだけどおすすめのメーカーはどこなんだろう?」
このページに訪れた人は、エアコンを購入しようと思って調べているんじゃないでしょうか。
私は仕事で16年ほどエアコン分解クリーニングをしてきたので、その経験をもとに、2020年最新エアコンの特徴を比較してエアコンのメーカーや機種の選び方について書いてみたいと思います。
エアコンは一度購入したら10年前後は使うものです。
購入後に後悔することの無いように、エアコンの性能やお掃除ロボットについてよく理解してから購入したいですよね。
エアコンのメーカーや機種のおすすめランキングも作ってみましたので参考にしてみて下さい。
2020年最新エアコンのおすすめメーカーランキング!
早速ですが、2020年最新エアコンのおすすめメーカーランキングを紹介します。
仕事柄、エアコン内部まで分解して見る機会が多いので、それなりにエアコン選びの参考になるのではないでしょうか。
各メーカーのエアコンの特徴を比較していますので、参考にしてください。
- 最新 三菱電機「霧ヶ峰」
- 最新 シャープ
- 最新 日立「白くまくん」
- 最新 パナソニック「エオリア」
- 最新 ダイキン「うるうとさらら」
- 最新 富士通ゼネラル「ノクリア」
- 最新 東芝「大清快」
2020年最新エアコンの絶対におすすめできないメーカー
私は仕事でエアコンクリーニングをしているので、いろいろなメーカーの機種を今までに見てきました。
その中で絶対におすすめできないエアコンのメーカーというのがありました。
それはパナソニックとダイキンとシャープです。
でも、この3社のエアコンは結構売れているんですよね。
特にパナソニックは国内のエアコン販売台数シェア1位ですし、ダイキンは世界のエアコン売上高1位のメーカーです。
おすすめできないメーカーである理由は、今エアコンの主流となっているフィルター自動お掃除機能の作りが悪かったからです。
とはいえ、最新の機種では3社とも問題の少ない構造に改良してきています。
それでもパナソニックとダイキンの一部の機種にはまだ故障しやすいなどの問題があるので、その機種を避ける必要があることはおぼえておいてください。
お掃除機能付きエアコンか従来型エアコンかの選び方
フィルター自動お掃除機能がついているエアコンにするか、ついていないエアコンにするかは迷うところだと思います。
主なメリット・デメリットは以下のとおりです。
フィルター自動お掃除機能付きエアコンのメリット
- つねにフィルターがきれいな状態なので、冷房や暖房の効きが良くなる
- 冷房や暖房の効率が良くなるので電気代が少なくてすむ
- 高い位置にあるフィルターを掃除するときの事故を避けることができる
フィルター自動お掃除機能付きエアコンのデメリット
- 故障しやすい
- 業者にエアコンクリーニングを頼んだ時の料金が高い(1.5倍~2倍)
- エアコン内部にカビが繁殖しやすい
上に書いたようなメリットとデメリットをふまえた上で、下のような条件に当てはまる場合はフィルター自動お掃除機能付きのエアコンは購入するメリットがあると思います。
- エアコンが高い位置に設置されていてフィルター掃除が大変
- 油が飛ばない寝室や個室に設置する
逆に以下のような環境では、フィルター自動お掃除機能が不具合を起こしやすかったり、意味がなかったりする可能性が高くなります。
- 油(油煙)が発生するキッチンやリビング・ダイニングに設置する
- 年間で数日しか使わない
フィルターお掃除機能付きエアコンは、一見どれも同じように見えますが、メーカーによってお掃除機能の構造が大きく違います。
このお掃除機能の構造の違いによって、フィルターの自動掃除が故障しやすかったり、エアコン洗浄を依頼する時に価格が高かったり、などの大きな差が出てきます。
ここでエアコンのメーカーの選び方に失敗してしまうと、「お掃除機能付きエアコンなんて買うんじゃなかった!高かったのに!」となってしまうかもしれません。
「お掃除機能付きエアコンにするのか」、「どのメーカーのお掃除機能付きエアコンにするのか」は慎重に選ぶようにしてください。
各エアコンメーカーが採用しているお掃除ロボットの種類とおすすめ
どのエアコンメーカーもお掃除機能の方式に名前を付けているわけではありませんが、説明しやすいように以下のような名前をつけて説明しています。
「掃除方法」
・フィルター移動式
・ノズル移動式
「ゴミ処理方法」
・屋外排出式
・ダストボックス式
まず、「掃除方法」から見てみます。
フィルター移動式 |
これはフィルター自体が移動してブラシ部分を通過することで掃除するタイプ。 フィルター2枚を同時に掃除するので比較的掃除時間が短い。 |
ノズル移動式 |
フィルターは固定されている状態で、その上を掃除ノズルが移動して掃除するタイプ。 フィルター移動式より比較的大きな音がする。 |
次は「ゴミ処理方法」です。
屋外排出式 | 集めたホコリは屋外までつながっているパイプを通して、外に吐き出します。 もっともトラブルが多い方式です。 |
ダストボックス式 | エアコン室内機の中にダストボックス(ゴミ箱)が設けてありそこにホコリをためます。 定期的にダストボックスのゴミを取り除く必要があります。 |
そして、気になる各メーカーごとの「掃除方法」「ゴミ処理方法」の採用状況を見てみましょう。
富士通ゼネラル | フィルター移動式 | ダストボックス式 |
パナソニック | ノズル移動式 | ダストボックス式(一部に屋外排出式) |
シャープ | フィルター移動式 | ダストボックス式 |
日立 | ノズル移動式 | ダストボックス式 |
ダイキン | フィルター移動式 | ダストボックス式 |
東芝 | フィルター移動式 | ダストボックス式 |
注:メーカーによっては一時的に方式を変更したり、途中で方式を変更している場合があります。
私がエアコンクリーニングの作業を通して見てきた経験から、「屋外排出方式」は非常にトラブルが多いです。
この方式は、室内機の中に換気用の小さいファンが搭載されていて、その吸引力で集塵ノズルから屋外の出口までホコリを移動させます。
あちこちにホコリが詰まっているので、この屋外吐き出し式のお掃除機能付きエアコンだけは避けたほうが無難です。
最後まで読んでいただき有難うございました。
この記事が参考になりましたら嬉しいです。
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