「霧ヶ峰」は掃除しやすいエアコン?三菱はメンテナンスしやすいメーカーなの?

三菱電機の霧ヶ峰は自分でお掃除しやすいおすすめエアコン

最近の家庭用ルームエアコンの主流になったと言ってもいい「フィルター自動お掃除機能付きエアコン」。

普段のフィルター掃除を自分でしなくてもいいので便利ですが、業者にエアコンクリーニングを頼むとかなり割高になってしまうのが悩みどころではないでしょうか?

三菱の霧ヶ峰は、自分でお手入れがしやすい上、業者に頼んでも他メーカーより割安な料金設定なことが多いエアコンだったりします。

「できれば自分でお掃除できるエアコンがほしいな・・・」
と思っている人も多いはずです。

このページでは、16年間エアコンクリーニングをしてきた私の経験をもとに、

  • 三菱電機はメンテナンスしやすいメーカーなのか?
  • 「霧ヶ峰」は他のメーカーのエアコンと比べて自分でお掃除しやすいエアコンなのか?

について書いてみたいと思います。

霧ヶ峰のフィルターお掃除機能付きエアコンの構造や故障のしやすさなどの観点から、おすすめできるエアコンなのかについても書いてみました。



自分で掃除がしやすいエアコンってないの?

「エアコンの吹出口だけでも自分で掃除できないかな?」

吹出口にブラシや雑巾を突っ込んでみた経験のある人は多いかもしれません。

あまりのやりにくさに、

「簡単に自分で掃除できるエアコンを作ったら売れるのに!」

そう思った人も多いはずです。

三菱「霧ヶ峰」は自分で掃除がしやすいエアコン?

私は仕事上、今までに数多くのエアコンを分解して掃除してきました。

いろんなメーカーのエアコンに触れてきた中で、このメーカーのエアコンは掃除のしやすさを考えてるなぁ、と感心したのは三菱電機の「霧ヶ峰」だけです。

それくらい三菱電機は、お客さんが自分でメンテナンスしやすいエアコンを作っているメーカーだと感じます。

他のメーカーのエアコンにはない3つの特徴を挙げておきます。

上下風向ルーバーが取り外せる

↑画像引用:三菱電機ホームページ https://www.mitsubishielectric.co.jp/

通常の上下風向ルーバーは、ルーバー自体をひん曲げて脱着しないといけませんが、霧ヶ峰のエアコンはツマミを横にスライドするだけで取り外せる構造になっています。

全10モデルのうち、Sシリーズ以外は全て簡単に上下風向ルーバーがはずせるようになっているのが嬉しいところ。
上位モデルだけじゃないところがすごい。

左右風向ルーバーが開閉できる

↑画像引用:三菱電機ホームページ https://www.mitsubishielectric.co.jp/
↑画像引用:三菱電機ホームページ https://www.mitsubishielectric.co.jp/

真ん中のツマミをつまんで引っ張るだけで、左右風向ルーバーがガバッと左右に開きます。
取り外せるともっと良いのですが、モーターで動く構造になっているので、不具合を防ぐために取り外せないようにしているようです。

左右風向ルーバーを開くと、広大なスペースが現れるので、心置き無く手を突っ込んで拭き掃除ができます。
私の分厚い手でもらくらく入ります。

※下の画像のように、FZシリーズとFDシリーズは左右風向ルーバーが開閉できませんが、構造上は吹出口に手を入れる時に全く邪魔にならないので、お掃除のしやすさには全く影響ありません。

霧ヶ峰のFZシリーズFDシリーズの左右風向ルーバーは開閉しない
霧ヶ峰のFZ・FDシリーズの左右風向ルーバー

フィルターお掃除機能部が取り外せる

霧ヶ峰の最も大きな特徴は、フィルターお掃除機能部が取り外せることです。

三菱電機は「フィルターおそうじメカ」という呼び名ですが、これを外すと熱交換器がドドーン!と姿を現します。(3モデルのみ)

下の画像のようにハンディ掃除機でそのまま掃除機がけができてしまいます。

三菱電機の「霧ヶ峰」は自分で掃除しやすいエアコン
↑画像引用:三菱電機ホームページ https://www.mitsubishielectric.co.jp/

こんなエアコンは他のメーカーにはありません。

※FZシリーズやFDシリーズは、構造がちょっと特殊なのでフィルターおそうじメカは取り外せますが、熱交換器は露出しません。



霧ヶ峰はエアコンクリーニング業者が分解掃除しやすい

三菱電機のお掃除機能付きエアコンは、以前のモデルからとても分解しやすい構造でした。

お掃除機能部のユニットは、固定しているネジが2本くらいしかない上に、電気の線もまとめられているので簡単に取り外せるように作られています。

そのため、おそうじ本舗をはじめとしたエアコンクリーニング業者の価格設定は、三菱電機のエアコンが最も安く設定される傾向にありました。

業者が楽なわけなので、自分で分解して掃除したいと考えている人にも霧ヶ峰はぴったりかもしれません。

ただし、説明書には自分で分解しないように書かれているので、もちろん自己責任でやってくださいね。



【2022年最新】掃除がしやすい霧ヶ峰はどのシリーズ(機種)?

2022年の三菱電機の「霧ヶ峰」のルームエアコンは、全部で10シリーズあります。(床置き型は除く)

  • FZシリーズ ←「フィルターおそうじメカ」が外せる
  • Zシリーズ  ←「フィルターおそうじメカ」が外せる
  • FLシリーズ  ←お掃除機能なし
  • Xシリーズ ←「フィルターおそうじメカ」が外せる
  • Rシリーズ  ←「フィルターおそうじメカ」が外せる
  • Sシリーズ ←お掃除機能なし
  • GEシリーズ  ←お掃除機能なし
  • FDシリーズ(寒冷地仕様) ←「フィルターおそうじメカ」が外せる
  • ZDシリーズ(寒冷地仕様)  ←「フィルターおそうじメカ」が外せる
  • XDシリーズ(寒冷地仕様) ←「フィルターおそうじメカ」が外せる

霧ヶ峰の自分でお掃除しやすいモデルを3つの基準で分けて紹介します。

  • 送風ファンがカビにくいモデル
  • 熱交換器に掃除機がかけやすいモデル
  • フィルター自動お掃除機能がないモデル

三菱エアコン「霧ヶ峰」の各モデルのメリットデメリット

お掃除しやすいモデルを紹介する前に、三菱エアコン「霧ヶ峰」の各シリーズの特徴についてまとめてみました。

FZシリーズ

三菱エアコン「霧ヶ峰」のフラッグシップモデル。

このFZシリーズの最大の特徴は、2つのプロペラファンです。
国内メーカーでプロペラファンを採用しているのはこのモデルだけ。(メリットは後述)

2022年モデルでは赤外線センサーを用いた「ムーブアイmirA.I+(ミライプラス)」で360°(真下以外)の室内の形状や壁、床、人の温度などを検知して快適な運転を行います。

温まりやすい家や暖まりにくい家などの住宅性能まで学習するすぐれものです。

フィルターおそうじメカが外せます。

Zシリーズ

FZシリーズと同じ「ムーブアイmirA.I+(ミライプラス)」が搭載されています。

FZシリーズと違いスタンダードな筒状のファンを採用しています。

FZシリーズとの違いはファンの形状の違いによるものくらいです。
左右で風量に変化をつけたり、ファンがかびにくかったりなど。

フィルターおそうじメカが外せます。

FLシリーズ

FLシリーズはデザイン重視のスタイリッシュエアコン。
白(パウダースノウ)の他に、赤(ボルドーレッド)、黒(オニキスブラック)のカラーバリエーションがあります。
ヘアライン加工の上に透明な樹脂層があってメタリックやパールの輝きがきれいです。

フィルター自動お掃除機能(フィルターおそうじメカ)がないモデル。

赤外線センサー「ムーブアイ極」を搭載。
「ムーブアイmirA.I+」との違いは、AIによる分析・学習機能が無いこと。
運転モードやオンオフ切り替えはしてくれません。

「ムーブアイ極」は通常の「ムーブアイ」よりも細かく床や壁などの温度を測ります。
人の位置だけでなく手先や足先などの部位を含む体の温度変化を0.1度単位で測ることができます。

Xシリーズ

通常の「ムーブアイ」を搭載。

このシリーズのみフィルターおそうじメカの取り外しができません。

Rシリーズ

Rシリーズは室内機の高さを抑えたコンパクトエアコン(高さ255mm)。
FZシリーズが高さ285mm、Z・X・GEシリーズが295mm、FLシリーズ307mm。

通常の「ムーブアイ」を搭載。

フィルターおそうじメカが外せます。

Xシリーズとの主な違いは、

  • フィルターおそうじメカが取り外せるか
  • 空気中の菌を包み込んで抑制する「ピュアミスト」機能がついているか

です。
このRシリーズにはピュアミスト機能は無く、高電圧の集塵機でウィルスや花粉を吸着する「ヘルスエアー」機能が搭載されています。

Sシリーズ

Sシリーズは薄型コンパクトエアコン。
縦の高さはZ・GEシリーズなどと変わりません。

小部屋に設置しても圧迫感を与えない薄型のエアコンです。

フィルターおそうじメカがついていません。

GEシリーズ

GEシリーズは最廉価シリーズ。

シンプルイズベスト。
フィルターお掃除機能など何も余計なものはついていません。

 

寒冷地仕様モデルのFD・ZD・XDの各シリーズについては下の記事を参考にして下さい。
⇒「エアコンの暖房性能をメーカー別で比較!冬に強いおすすめ機種は?

送風ファンがカビにくいモデル

ここでいう送風ファンがカビにくいというのは、FZシリーズ・FDシリーズで採用されている「プロペラファン」を指しています。

↓↓↓ネットでも工事費込み価格でこの価格です。14畳用~
ハイエンドモデルなので価格はなかなかのものですが、プロペラファンのおかげでエアコンクリーニング業者に依頼する回数を減らせると考えれば、かなりコスパがいいかもしれません。

↓↓↓FDシリーズはFZシリーズの暖房強化モデルです。14畳用~
冬の暖房にもエアコンを使う人にはこちらのモデルがおすすめです。

通常のエアコンは熱交換器の下に円筒状のクロスフローファンという送風ファンがあって、これが吹出口から風を送り出しています。

エアコンの送風ファンは「シロッコファン」ではありません。
「クロスフローファン(三菱電機ではラインフローファン)」というのが正しい呼び方です。
構造が違うので、風の流れが異なります。

下の画像のように、霧ヶ峰は熱交換器の上に扇風機の羽根と同じ形状のファンが乗っかっています。

霧ヶ峰のプロペラファンはカビにくいので掃除いらず?
↑画像引用:三菱電機ホームページ https://www.mitsubishielectric.co.jp/

↓↓↓わかりやすいプロペラファンのイラスト

霧ヶ峰のプロペラファンのイラスト
↑画像引用:三菱電機ホームページ https://www.mitsubishielectric.co.jp/

プロペラファンモデルの2つのメリット

プロペラファンには下の2つのメリットがあります。

  • ファン自体がカビにくく、掃除しやすい
  • 吹出口にファンがないので汚れにくく掃除しやすい

エアコンの中で一番汚れがひどいのが送風ファンです。

送風ファンの汚れがひどくなる原因として、

  • カビ菌が繁殖した熱交換器で冷やされた空気があたる
  • 運転を止めると吹出口のフラップが閉じてジメジメになる
  • 羽根が無数にあってホコリがたまりやすい

というのがあります。

プロペラファンは、こういった原因を避けることができるので汚れにくいといえます。
プロペラファンでも熱交換器側(下側)はどうしてもカビがつきますが、羽根が大きいので風量が落ちにくいです。

プロペラファンのもう一つのメリットは、吹出口にカビの巣窟である送風ファンがないので、汚れにくく掃除しやすいことです。
もちろんカビがつかないわけではありませんが。

吹出口には送風ファンがないので、汚れてもしっかり手を入れて掃除をすることができます。

プロペラファンのデメリット

プロペラファンのデメリットとしては、フィルターおそうじメカを取り外しても熱交換器にさわれないこと。

熱交換器の上にプロペラファンがあるので、霧ヶ峰の他のフィルターおそうじメカを取り外せる機種のように、掃除機をかけたりすることはできません。



熱交換器に掃除機がかけやすいモデル

霧ヶ峰で熱交換器に掃除機がかけやすいモデルとは、「フィルターおそうじメカ」が取り外せるモデルを指します。

  • Zシリーズ
  • Rシリーズ
  • ZDシリーズ

上記の3モデルが該当します。

↓↓↓Zシリーズ フィルターおそうじメカが外せる高機能モデルが6畳用からあるのはうれしい。6畳用~

↓↓↓Rシリーズ コンパクトで設置場所に制限があっても大丈夫。6畳用~

↓↓↓ZDシリーズ Zシリーズの暖房強化モデル。冬の暖房にもエアコンを使う方におすすめ。8畳用~

他にFZシリーズ・FDシリーズも「フィルターおそうじメカ」は取り外せますが、プロペラファンがじゃまになって熱交換器を掃除することはできません。

フィルター自動お掃除機能がないモデル

  • FLシリーズ  ←お掃除機能なし
  • Sシリーズ ←お掃除機能なし
  • GEシリーズ  ←お掃除機能なし

そもそもフィルター自動お掃除機能が付いていないほうが、メンテナンスするには好都合です。

自分でエアコン掃除をするにもお掃除機能ユニットは邪魔になりますし、業者に依頼するにも料金が1.5倍か2倍以上の金額になったりしますからね。

↓↓↓FLシリーズ スタイリッシュな外観が特徴的。10畳用~

↓↓↓Sシリーズ 「はずせるボディ」じゃないのがおすすめではないポイント。6畳用~

↓↓↓GEシリーズ 風向ルーバーが外しやすくなりました。6畳用~



エアコンで一番掃除しやすいメーカーはどこ?

エアコンで一番掃除のしやすいメーカーは、ダントツで三菱電機だといい切れます。

もちろんモデルによって構造が全然違っているので一概には言えませんが、これだけ自分でお手入れすることを前提にエアコンを作っているメーカーは、三菱電機だけだと思います。

三菱電機「霧ヶ峰」の自動お掃除機能は買わないほうがいい?

三菱電機の霧ヶ峰の自動お掃除機能付きエアコンは、購入しても後悔はしないと思います。

むしろ、霧ヶ峰ならお掃除機能付きエアコンをおすすめできるとさえ思えます。

しっかりフィルターのホコリは取れていますし、故障しているのも見たことがありません。

キッチンの近くなどに設置すると油がフィルターに付着してお掃除機能ではホコリが取れないかもしれませんが、これは他のどのメーカーでも同じことなのでマイナス点ではありません。

私は仕事でエアコン分解クリーニングをしていますが、自宅のエアコンも毎年必ずクリーニングしています。
リビングのエアコンなんか1年でもかなりの汚れ。
夏場の4か月間フル稼働ですが、冬場の暖房には使用していないという使い方でもです。

仕事でエアコンクリーニングをする際は、気合いが入っているからいいのですが、自宅のものとなるとモチベーションが上がりません。
複雑で手間と時間のかかるお掃除機能付きエアコンを、プライベートでも分解洗浄するとなると、かなりしんどいのです。

それでも、この三菱製のお掃除エアコンは、「これならお掃除エアコンにしてもいいかな」と思わせてくれます
普段のフィルター掃除を手でやることを考えると、「分解の手間がこの程度なら苦にならないな」と思えるんです。

仕事で分解洗浄する立場から言うと
・お掃除機能部の取り外し、取り付けが容易
・ドレンパン(つゆ受け)の取り外しが容易
といったところが、三菱製のエアコンのメリットであり、そのメリットがより綺麗に洗浄しやすいという事に繋がっています。

エアコンクリーニング業者の立場だけではなく、一般の使用者の立場に立って見ても、三菱製のエアコンは普段のお手入れがしやすく工夫されています

三菱電機のエアコンは、家庭用の物だけでなく業務用のものにも「あとあとのメンテナンスのしやすさを考えた設計」が随所に見て取れるんですよね。

三菱電機のフィルター自動お掃除機能部の構造について説明しておきます。



三菱電機のお掃除機能は「フィルター移動式

霧ヶ峰の「フィルター移動式」は、お掃除機能としてはオーソドックスなタイプ。
板状の普通のフィルターを移動させてホコリを取っています。

特に音も気にならず静かで、左右の2枚のフィルターを同時にお掃除するのでお掃除時間も短いです。

↑画像引用:三菱電機ホームページ https://www.mitsubishielectric.co.jp/
↑画像引用:三菱電機ホームページ https://www.mitsubishielectric.co.jp/

三菱電機のお掃除機能は「往復ブラシ方式」か「回転ブラシ方式」

霧ヶ峰のフィルターからホコリを取り除く方式は、「往復ブラシタイプ」か「回転ブラシタイプ」かどちらかです。

「往復ブラシタイプ」のブラシは、一方向に向かって毛が生えているもので、これを往復させるような動作をします。
「回転ブラシタイプ」のブラシは、軸棒のまわり360度に全て毛が生えていて、回転させながらホコリを掻き取ります。

三菱に限らずどのメーカーにも言えるのですが、お掃除機能のブラシは、ブラシ自体にホコリが積み重なっていってしまうことがあるので、年に1度くらいはダストボックス内にあるブラシの点検をすることをおすすめします。

ダストボックスのゴミを捨てるついでに、ブラシ自体のホコリを取ってあげましょう。

そのままにしておくと、いずれフィルターを掃除できなくなってしまいます。

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三菱電機のお掃除機能は「ダストボックス方式

霧ヶ峰の「ダストボックス方式」は、ホコリをエアコン内のゴミ箱にため込む方式です。
ダストボックスとフィルターを掃除するブラシが一体式。

画像引用:ジョーシンweb https://joshinweb.jp/

ダストボックスの設置位置は、前面パネルをあけてすぐの見やすく取付け取り外しがしやすい場所。

ボックスは透明で、中の状態が見えるようになってます。

ダストボックス式は、ホコリがたまったら手で捨てなければいけませんが、霧ヶ峰のダストボックスは大容量で約10年間は捨てなくてもいいようになっています。

まとめ

総合的に見て、三菱「霧ヶ峰」は一番オススメできるエアコンです。

  • フィルターお掃除機能の掃除時間が短く静か
  • 普段の手入れがしやすい
  • エアコンクリーニング業者の価格設定が安い

といった、かなり好印象の三菱電機「霧ヶ峰」。

昔はエアコンクリーニング業者にエアコンを分解して掃除してもらうなんて発想はありませんでした。

でも今は時代も変わり、カビやホコリなどによるアレルギーや喘息などの健康被害が取り沙汰されるようになったこともあり、「エアコンは掃除しながら使っていくもの」という認識が定着しています。

これだけエアコン洗浄クリーニングが一般的になっても、メーカーは分解洗浄をすることを前提に設計・製造してはくれません

エアコンを製造しているメーカーは、いかにしてお客さんの興味を引いて新しいエアコンを売るかに注力しています。

分解洗浄しやすい設計にするどころか、年々購入者の目を引くような色々な付加機能が追加され続け、さらに構造が複雑になってきています。

一つのエアコンを長く使われれば使われるほど、新しいエアコンは売れなくなります。

エアコンクリーニングをしやすい構造にするという事は、それだけ製品寿命を延ばすことに繋がってしまうので、メーカーはそんなことに開発費用を割く気はさらさらないわけです。

そうなれば、あとは購入者側が知識を蓄えて、少しでも長く使えるエアコンを選ぶしかありません。

機械が複雑になればなるほど、何を選択するかによって長く使えるかどうかが大きく変わってきます。

沢山の知識の中から、自分に合ったものを選んで納得したうえで購入して、是非、快適な居住空間を手に入れてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事が参考になりましたら嬉しいです。



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