エアコンクリーニングの所要時間は何時間?作業時間の違いでわかる業者の掃除の差はこれだ!


自宅に知らない業者を招いてやってもらうエアコンクリーニング。
気にしなければいいのですが、やはり他人が家にいる以上、食事をしたりトイレに行ったりも含めて、あまり自由な行動がとりにくくなってしまいます。
子供部屋や寝室などのエアコンならそれほど支障がないでしょうが、リビングなどのエアコンとなると、かなり作業中の行動が制限されてしまいます。
 
やってもらうからにはピカピカにしてほしいと思いつつも、出来るだけ早く終わらせてもらいたいというのが本音ですよね。
 
よく聞かれる質問の中に「エアコンの掃除はどれくらいの時間がかかるんですか?」というものがあります。
これは、その日の予定を立てたりするのに必要なことだと思いますが、この質問で業者の作業内容の良し悪しがある程度判別できるんです。
 
今回はエアコンクリーニングの作業時間と作業内容の関係から、その業者が「出来る業者」なのかを判別する方法を書いてみたいと思います。
 
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エアコンクリーニング 価格の相場と値段の違い

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エアコンクリーニングの所要時間は?種類によって大きく変わる!

エアコンクリーニングと一口に言っても、まずエアコンの種類によって作業時間が大きく異なります。

大きく分けて「スタンダードエアコン」と「フィルターおそうじ機能付きエアコン」とに分けられます。

私が作業する場合、前者が大体1時間30分前後、後者が2時間30分前後というのが、標準的な作業時間でしょうか。

「スタンダードエアコン」とは、昔からあるエアコンのタイプで、前面パネルを開けたところについている集塵フィルターを定期的に手で外して、ホコリを掃除機で吸ったり水洗いたりして掃除するタイプ。

対して最近主流となりつつある「フィルターお掃除機能付きエアコン」。

これはエアコンの室内機の中に、集塵フィルターを自動で掃除してくれる大きな装置が内蔵されているもの。

高い位置についているエアコンのフィルターを掃除しなくて済むので、高齢者の方にも安心ですし、何より面倒がないので主婦や女性の方に大好評なんだそうです。

でも、そんな「フィルターお掃除機能付きエアコン」も、業者に頼むエアコン分解洗浄の際には、かえって手間と時間がかかる代物となってしまうのです。
 
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エアコンの分解洗浄は作業の速い業者のほうがいい?

「エアコンクリーニングの作業時間はどれくらいですか?」と聞かれて、「1台あたり1時間半から2時間くらいです。」と答えると、「そんなにかかるんですか?」と聞き返されることも少なくありません。
 
なかには、「他の業者だと1時間も掛からないと言われたんですけど。」とか、「他の業者に頼んだときはそんなに掛からなかった。」なんて言われることもあります。
 
お客さんとしては、同じ掃除なのになんでそんなに作業時間が違うの?という疑問があるんでしょうね。
 
もしかしたら、作業に時間が掛かるのは、”作業が下手くそ”だからなんじゃないかと勘繰ってしまう人もいるかもしれません。
 
正確に数えたわけではないですが、私はエアコンクリーニングの仕事を始めて、かれこれ数千台程度のエアコンを分解洗浄しています。
なるべく運び入れる荷物を減らした上でコンパクトにまとめて、準備や片付けの時間を出来る限り短縮したり、移動をなるべく少なくするようしたりして、作業効率を最大限上げることを心掛けていますが、これ以上時間を短くすることは出来ていません。
 
そして、これ以上時間を短縮するには、もうエアコン洗浄自体の「手を抜く」しか無いと思っています。
 
現在、私は全ての作業を一人でこなしています。
以前は二人で作業していた時期もありましたが、二人で作業してもせいぜい短縮できるのは30分程度。
二人で作業したからと言って半分の時間で完了できるとはなりません。
 
なぜかというと、一番時間のかかる分解・洗浄・仕上げ・組付けといったエアコン自体を触る作業は一人でしかできないからです。
 
作業時間を1時間以内と断言してしまうような、作業時間の短かすぎる業者は要注意だと言ってもいいでしょう。
 
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作業時間を基準にしているエアコンクリーニング業者は要注意


サービス業には、大きく分けて「一回いくら」というものと「一定時間内でいくら」という料金設定があります。
 
掃除というサービス業では、このどちらを基準にしているかで、作業の質が大きく変わってくるのは言うまでもないと思います。
 
私は「おそうじ本舗」の加盟店としてハウスクリーニングを約10年近くやってきたのですが、常に「どこまでやれば完了か」ということに悩まされてきました。
 
例えば1回につき3時間から4時間は普通にかかる浴室クリーニング。
 
手を抜く人は「2時間で終わるよ。」と言いますが、私に言わせると2時間でできることなんて”ざっと一通り触る”程度の作業くらいです。
当然、見えないところは手を抜くか、もしくは全く触りもしていないわけです。
 
それでも、1回は1回。
1回でできる範囲はここまで、と言ってしまえばそれまでです。
 
エアコンクリーニングも同じことが言えるのです。
私は汚れの状況に合わせて、何度も洗剤洗いをしたりしますし、すすぎのお水が綺麗になるまで何度もすすぎ洗いをしたりします。
 
ところが、作業時間の短いの業者はとにかく「一通りやれば終わり」なので、汚れに応じて作業を変えるという事はしません。

高圧洗浄機を使う回数によって変わる作業時間と仕上がり

作業時間の短い業者に共通していることは、高圧洗浄機を「すすぎ洗いの時にしか使用しない」ということが挙げられます。
水洗いにしか高圧洗浄機を使っていないんです。
 
彼らはまず手動ポンプ式の噴霧器で洗剤を吹き付けておいて、その後のすすぎ洗いで初めて高圧洗浄機を使用します。
使う水の量はせいぜい5リットル程度でしょう。
 
私の洗浄方法では、洗剤洗いとすすぎ洗いで2回は最低でも高圧洗浄機を使用します。
手動ポンプ式噴霧器を使ったやり方に比べて、汚れの落ち具合の違いは比べるべくもありません。
 
まず洗剤を規定濃度に希釈して高圧洗浄機を使って洗剤洗いをします。
この際、汚れの状況に応じて、何度か洗います。
洗剤水だけでほぼ10リットル。
汚れの酷い場合は、それでも足りなくなって補充したりします。
 
洗剤洗いの後にすすぎ洗いをしますが、こちらは更に何度も念入りに。
18リットルの水を用意してほぼ使い切ります。
洗剤洗いの時と同様、足りなくなって補充してすすぐこともあります。
 

↑ 素人さんがDIYでエアコン洗浄している動画です。
プロから見ると突っ込みどころ満載な洗浄のやり方ですが、安い業者はほぼこれに近いやり方をしているところも多いわけです。
一番まずいと思う場面は、ファンをフリーで回しながら洗浄しているところ。
これは非常にまずいのです。
故障のリスクと洗浄不足の両方の懸念があるやり方です。
動画の当人さんは自慢げに解説してますが。
ちゃんとした知識を持っている業者はこんなやり方はしませんから。

エアコン分解洗浄は、取り外せる部品を外さなければ時短になる

エアコン分解洗浄というくらいなので、ある程度エアコンを分解してから洗浄します。
もちろん、分解と言ってもバラバラになるまで分解するわけではないのですが。
 
特に「フィルターお掃除機能付きエアコン」など付加価値がついたエアコンは、どこまでバラすかで所要時間が変わってきます。
 
なかには、「フィルター掃除ユニット」を取り外さずに洗浄してしまう業者がいるのですが、これを外さないと確実に洗浄不足になります。
 
当然汚れが残ることで臭いなどの元になりますし、詰まりの除去も不十分になるので「冷房」の効きも十分改善できません。
 
ここまで分解するのが理想ですが、そんな業者は少ない
⇒「壁にかけたままエアコンを完全分解クリーニング!おそうじ本舗のやり方ではダメな理由
かえって汚れがひどい自動お掃除エアコンのカビと汚れの実態
⇒「エアコンの自動お掃除機能付きは必要か?フィルターは自分で掃除?カビと故障に要注意!

短時間作業業者は養生もしないことが多い

短時間で済ませるには、万が一洗剤や水が飛び散ったり垂れたりした時に周りを汚したりしない様にする”養生”を省きます。
 
ビニールなどで養生をする前に、汚れては困るもの、例えばカーテンやソファー、ベッドなどの移動をしますが、これも結構時間が掛かるものです。
 
邪魔になりそうなものは、ある程度お客さん自身であらかじめ移動しておくべきものだともいえるのですが。
 
 
業者による作業の所要時間の違いの裏側はお分かりいただけたでしょうか?
ただ、注意してほしいのは、時間のかかる業者=作業のしっかりした業者、という訳ではないということです。
 
時間の掛かる業者の中には、不慣れだったり機械物が苦手だったり、作業効率を全く考えていないだけの本当に駄目な業者もいるのが難しいところです。
 
こんな業者にエアコンを壊されると修理してもらえない
エアコン掃除業者の故障トラブル時の保証の違いは?ダスキンやおそうじ本舗と個人業者で違う?
 
 
最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事が参考になれば嬉しいです。

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