ガス瞬間湯沸器はどのメーカーが良いの?壊れにくいのは?ノーリツかリンナイか?

湯沸器交換のおすすめメーカー


ガスの給湯器やコンロなどが壊れていざ交換となった時に、真っ先に考えるのがどのメーカーにするかではないでしょうか。

「今まで使っていた給湯器が故障もなく長くもったから、次も同じメーカーにしよう。」とか、もしくは全く逆で「今のは買ってすぐ調子が悪くなって、壊れるのが早かったから、次は絶対に他のメーカーのものにするぞ」なんて思っているかもしれません。

実際のところ、メーカーによって壊れやすいとか壊れにくいとか、性能に違いがあったりするのでしょうか?

今回はそんなメーカーの違いによる、給湯器や湯沸器、コンロなどのガス機器の違いについて書いてみたいと思います。
このページでは特に湯沸かし器について書いていきます。

参考記事⇒給湯器専用機はどのメーカーのどの機種がいいの?
参考記事⇒自動湯張りのふろ給湯器の種類は?メーカーや機種による違いは?
参考記事⇒床暖房や浴室暖房ができる暖房給湯器のおすすめメーカーと選び方は?

現在日本国内メーカーでガス機器を製造しているのは主に11社

現在、日本国内のガス機器製造メーカーは主に以下の11社となります。

もっとも、カセットコンロなんかもガス機器だと言えば間違いなくそうなので、他にも中小の会社があるわけですが。

ここで挙げているのは、あくまでも給湯器などの一般家庭に据えつけられるガス機器メーカーととらえてください。

  • リンナイ
  • ガスター(リンナイ子会社)
  • ノーリツ
  • ハーマン(ノーリツ子会社)
  • パロマ
  • パーパス
  • 長府製作所
  • ハウステック
  • フジマック
  • マルゼン
  • ダイニチ工業(2018年3月からノーリツ製ガスファンヒーターの製造委託)
  • パナソニック(松下電器・ナショナル 2007年3月にガス機器製造から撤退)

選択肢は小型湯沸器で3社、給湯器は4社

小型湯沸器と24号以下の一般家庭向け給湯器に限って言えば、

  • リンナイ
  • ノーリツ
  • パロマ
  • パーパス

上記の4社の選択肢となると言って良いでしょう。

給湯能力が5号である小型湯沸器はリンナイ、パロマそしてノーリツの3社しか製造販売していません。

24号以下の給湯器は2大メーカーで80%超のシェア

一般向け給湯器は16号、20号、24号といった能力のものが主流ですが、そのシェアのほとんどを2大メーカーが占めています。

2大メーカーとは、リンナイとノーリツ。

リンナイとノーリツの市場シェアはそれぞれ40%を超えていて、ほぼ同じ。

少し古いデータですが、2014年のリフォーム産業新聞社調べでは、リンナイ42%ノーリツ40%となっているようです。
もうこのへんは誤差の範囲ともいえるので、どちらが良いとは言えないでしょう。

実際、燃料をガスだけでなく石油(灯油)にまで広げると、ノーリツのほうがリンナイのシェアを超えます。

更にいうと、日本国内では10%ちょっとのシェアしか持たないパロマが、グループ会社を含めた連結ペースの売上高では日本国内給湯器メーカーではトップに躍り出るのです。

シェアの数値が示す通り、日本国内ではあまりパロマの給湯器を見る機会はありませんが、これはパロマの売上高の実に8割以上を海外が占めていることによります。

パロマの給湯器は、アメリカではなんと5割を超えるシェアを占めているというのですから驚きですよね。

他にもパーパスや長府などがガス給湯器を作っていますが、シェア的には非常に低いと言わざるを得ません。

シェアが低いとはいえ、どのメーカーも製品の信頼度は非常に高く駄目という訳ではないのです。

ただ、あえて販売数の少ないものを購入する積極的な理由が見当たらないということで、リンナイやノーリツを購入する方が多いといえます。

小型湯沸器と給湯器の違い

小型瞬間湯沸器


メーカーごとの湯沸器や給湯器の違いについて書く前に、給湯器(きゅうとうき)と湯沸器(ゆわかしき)の違いがわからない方が多いようなので、先に説明しておきたいと思います。

湯沸器もお湯を作る機械には違いないので、湯沸器を給湯器と呼んでも間違いではないのですが、用途の違いで呼び方が変わっていて、明確に使い分けられています。

湯沸器は通常台所に設置され、読んで字のごとくお湯を沸かすことが出来るもの。

つまり、お水を沸騰させる(もしくはそれに近い温度にする)ことが出来るという特徴があります。

小型湯沸器は「熱湯型」とも呼ばれるのですが、出てくるお湯を直接注いでカップラーメンが出来てしまいます。

対して、給湯器というのは原則屋外に設置されるもので、屋内に設置される場合は排気筒が接続されているものを指します。

給湯のみが出来るものから、自動湯張りや追炊き、浴室暖房乾燥機や床暖房が接続できるものまでありますが、湯沸器と違い最高でも60℃~65℃くらいまでのお湯しか出すことが出来ません。

小型瞬間湯沸器のメーカーごとの違い

上に書いたとおり、小型湯沸器を製造しているメーカーは、現在リンナイ、パロマ、ノーリツの3社しかありません。

調べたわけではありませんが、実際に現場で見ている限りでだと、小型瞬間湯沸器のみの市場シェアはリンナイとパロマでそれぞれ40%~45%ずつ、残りの10%~20%がノーリツ(ハーマン)といった感じです。

どのメーカーも5号という給湯能力は同じですし、熱湯型で沸騰したお湯が出せるという点で、機能的にはどれも同じです。

違いは形やカラーバリエーションなどの外観と、ボタン操作などが若干異なる程度です。

湯沸器のメーカーによる使い方の違い

湯沸器はメーカーごとにボタンやつまみの操作に違いがあります。

と言っても、どのメーカーも本体前面の一番大きなボタンを押すことでお湯が出るというところは共通です。

違いは温度調節の仕方です。

どのメーカーの湯沸器の温度調整も、2つの方法で温度調節をします。

一つは中の炎の大きさを変えて温度を調節する方法、もう一つは出てくるお湯の量を変えて温度調節する方法。

この2つの方法を組み合わせることで、最適な温度のお湯を使えるようにしているのです。

リンナイとパロマは、どちらも同じ操作となっています。

中の炎の大きさを変更するには、本体最下部の真ん中にある「ガス量」調節つまみで行います。

お湯の量を変更するには、お湯を出したり止めたりするボタンをつまんで回します。

リンナイとパロマの唯一の違いはお水の出し方で、リンナイはボタンを「水」の位置にひねっておいてからボタンを押すことで火をつけずにお水を出します。

対してパロマは、ボタンを押さずに「水」の位置にボタンをひねることでお水を出します。

ノーリツの湯沸器ですが、他の2社とは温度調整方法がちょっと違っているので、もし他社からノーリツに取り替える場合は、しばらくは馴染めないかもしれません。

ノーリツの場合は大きな出湯ボタンのまわりにリング状のガス量調整つまみがあります。

そしてその右横に小ぶりな水量調整つまみがあります。

異常時の音声案内はパロマだけ

どのメーカーの湯沸器にもランプの点灯パターンや音で異所を知らせてくれる機能がついています。

電池切れや不完全燃焼防止装置、連続使用時間オーバーなどの異常の時はすぐにわかるようになってます。

ただ、なぜ止まったかなどの原因は、説明書を見て点滅パターンがどの異常を表しているのかを調べる必要があります。

そんな中、パロマだけは音声で何が起きたのかをわかりやすくしゃべってくれる機能が搭載されています。

「乾電池の容量が無くなりました。新しい乾電池と交換してください。」とか「安全装置が作動しました。ご使用を中止し本体正面の電話番号までご連絡ください。」といった感じで、どう対処するべきかまで教えてくれる優れものです。

小型瞬間湯沸器のおすすめはどのメーカー?壊れにくいのは?

よくお客さんに聞かれることで「一番壊れにくいメーカーはどこ?」といった質問があります。

湯沸器に関しては構造が単純なこともあり、メーカーによって壊れやすいとか壊れにくいといった違いは無いようです。

どのメーカーでも5年前後で壊れるものもあれば、20年近く使用されている物もあるので、使用頻度と個体差による違いのみだと考えていいと思います。

機能面で選ぶならパロマ、ボタン操作で選ぶならリンナイ、価格で選ぶならノーリツといった感じでしょうか。

異常時の音声ガイダンスに魅力を感じるのならパロマ、水を使うときに出すときも止めるときも手の甲で操作できるほうが便利ならリンナイ、他2社よりも流通価格が2,000位安いノーリツ。

細かいことを言うと、パロマとノーリツはボタンを押した瞬間にお水やお湯が出ますが、リンナイはボタンを押したあと1秒ほど間があってからお水が出ます。

ちょっとした違いですが、いざ変わってみると、ちょっとした違いが「使いにくい」と思うものです。
良く考えて使いやすい物を選んでみてくださいね。

次回は給湯器についてのメーカーの違いは又次回に書こうと思います。
参考記事⇒給湯器専用機はどのメーカーのどの機種がいいの?
参考記事⇒自動湯張りのふろ給湯器の種類は?メーカーや機種による違いは?
参考記事⇒床暖房や浴室暖房ができる暖房給湯器のおすすめメーカーと選び方は?
 
 
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