都市ガス会社の比較でわかったおすすめランキング3社!乗り換えで安くなる選び方

「ガス会社を乗り換えるとガス代が安くなるっていうけど、どこがいいのかわからない」
「ガス会社を変えても安全面でデメリットはないのかな?」

2017年4月1日に都市ガスが自由化されてから、頻繁にテレビやネットで電気の乗り換え広告を目にしますよね。

お得になるのはわかっていても、なんとなく危ない気がして気がすすまなかったり、調べるのがメンドくさかったりしてあと回しにしている人も多いのでは。

ガス会社を比較して、今かかっているガス代だとどこに乗り換えれば安くなるのかを調べてみました。

ガス会社の選び方と、実際の料金で比較したおすすめランキング3社をご紹介します。



ガス会社のおすすめランキングBEST3!

都市ガス会社のおすすめランキングを紹介します。

ただ、ガスは電気と違い新規参入のハードルが高いため、最も多い関東地区でも11社しかありません。
全国4エリアの合計でたったの22社だけ(家庭向け小売のみ)と、電気の参入企業数646社(2020年3月現在)と比較してもかなり少なく、あまり選択肢がありません。

北海道・東北・中国・四国のエリアには未だに参入企業は現れていません。

それでも「どれだけガス代が安くなるか」を基準にランキングを作ってみました。

ガス会社を乗り換える一番の目的は「ガス代を安くする」ことだと思います。
ガス料金が安くなることに特化して選んでいます。

このランキングの比較対象にしたのは、我が家の実際のガス料金で以下のとおりです。

年間の合計ガス使用量:966㎥ 年間のガス料金合計:139,107円
ガス使用量 ガス料金 ガス使用量 ガス料金
1 132㎥ 16,674円 7 56㎥ 9,212円
2 130㎥ 16,378円 8 39㎥ 6,797円
3 99㎥ 13,189円 9 40㎥ 6,834円
4 102㎥ 14,239円 10 56㎥ 8,905円
5 77㎥ 12,255円 11 78㎥ 11,969円
6 52㎥ 8,771円 12 105㎥ 13,884円

我が家の電気の使用状況
夏場:湯船にお湯はためずシャワーのみ
冬場:電給湯と湯船のお湯張りにガスを使用。入浴時間がバラバラで追焚の使用頻度が高い。メインの暖房はガスファンヒーター。5.8kwと2.4kwのファンヒーターを使用。

ランキングの説明欄にある「おトク額:」は、上記の我が家のガス料金と比較した場合のお得になるガス代です。

エリア別に選択できる新ガス会社の料金を比較していきます。



東京ガスエリアえのガス会社ランキング

上に書いた我が家のガス使用状況を元に、東京ガスエリアでのランキングを調べてみました。

ガス料金は、電気料金と違って契約アンペアのようなものはありませんので、ガスの使用量が同じなら基本料金は同じです。

ただ、料金プランにはいくつか種類あって、東京ガスなら下のような料金プランがあるので、今契約している料金プランで比較してください。

下のランキングは「一般料金」と「湯ったりエコぷらん」のものです。

  • 一般料金
  • 湯ったりエコぷらん:エコジョーズ機器があること
  • 暖らんぷらん:床暖房があること
  • エネファームで発電エコぷらん
  • エコウィルで発電ぷらん
5.0

おトク額:14,301円(一般料金)
おトク額:10,258円(湯ったりエコぷらん)

 

 
4.5

おトク額:12,908円(一般料金)
おトク額: 8,865円(湯ったりエコぷらん)

 

 
4.0

おトク額:10,345円(一般料金)
おトク額: 6,302円(湯ったりエコぷらん)



東邦ガスエリアのガス会社ランキング

東邦ガスエリアは、中部電力以外に競合他社が参入していないので、乗り換えの選択肢は中部電力しかありません。

ガス料金は、電気料金と違って契約アンペアのようなものはありませんので、ガスの使用量が同じなら基本料金は同じです。

ただ、料金プランにはいくつか種類あって、東邦ガスなら下のような料金プランがあるので、今契約している料金プランで比較してください。

  • 一般料金
  • エコジョーズ料金:エコジョーズ機器があること
  • あったかトクトク料金(標準):ガス暖房機器があること
  • あったかトクトク料金(エコジョーズ):エコジョーズ機器と暖房機器があること
  • 床暖トクトク料金(標準):床暖房があること
  • 床暖トクトク料金(エコジョーズ):エコジョーズ機器と暖房機器があること
  • ヒーポントクトク料金(標準):ガスヒーポン機器があること
  • ヒーポントクトク料金(エコジョーズ):ガスヒーポン機器とエコジョーズ機器があること
  • エネファーム料金
 
1位:中部電力ミライズ
5.0

おトク額:12,691円(一般料金)
おトク額: 8,082円(エコジョーズ料金)
おトク額:12,835円(あったかトクトク料金標準)
おトク額: 8,837円(あったかトクトク料金エコジョーズ)
おトク額: 4,259円(床暖トクトク料金標準)
おトク額: 1,108円(床暖トクトク料金エコジョーズ)

注意


関西ガスエリアのガス会社ランキング

大阪ガスエリアは、乗り換え可能なが新ガス会社が関西電力の関電ガスしかありません。

ガス料金は、電気料金と違って契約アンペアのようなものはありませんので、ガスの使用量が同じなら基本料金は同じです。

ただ、料金プランにはいくつか種類あって、大阪ガスなら下のような料金プランがあるので、今契約している料金プランで比較してください。

  • 一般料金
  • GAS得プランエコジョーズ料金:エコジョーズ機器があること
  • GAS得プラン床暖料金(スタンダード):床暖房があること
  • GAS得プラン床暖料金(エコジョーズ):エコジョーズ機器と暖房機器があること
  • GAS得プランハウス空調料金(スタンダード):ガスヒーポン機器があること
  • GAS得プランハウス空調料金(エコジョーズ):ガスヒーポン機器とエコジョーズ機器があること
  • エネファーム料金
 
1位:関電ガス
5.0

おトク額:9,689円(一般料金)
おトク額:6,799円(GAS得プランエコジョーズ料金)

注意

「一般料金」「GAS得プランエコジョーズ料金」以外のプランに加入している場合は、関電ガスに乗り換えることで逆にガス料金が高くなります。



都市ガス会社の安くなる選び方

安くなるガス会社の選び方はたったの2ステップだけです。

  1. 過去12ヶ月分の検針票を用意
  2. 各ガス会社のホームページで料金をシミュレーション

過去1年間のガス使用量がわかる検針票を用意してください。

ガス料金を安くするには、まず現在までのガス料金を把握しましょう。

今までのガス使用量を元に、各ガス会社の料金シミュレーションのページでそのガス会社に乗り換えたときの料金を出します。

ガス料金は、電気のような契約アンペアのようなものはありませんが、使用量によって基本料金が変わってきたり、使用しているガス機器によって受けられる割引がかわったりするので、よく見て選んでください。



まとめ:ガス会社の比較とおすすめ

ガスの自由化に伴って参入した新ガス会社は、全国でもたった22社しかないという状況で、まったく盛り上がっていません。

それでも既存ガス会社と電力会社の顧客の奪い合いで、なんとかガス代を安く抑えることができます。

関東エリアは電力会社以外の会社も頑張っています。

ランキング1位のCDエナジーダイレクトは、中部電力と大阪ガスが50%ずつ出資して設立した会社です。

参入しづらいと言われているガス事業ですが、大阪ガスが出資しているということもあって不安なく選べるのではないでしょうか。

東邦ガスや大阪ガスのエリアでは、それぞれ中部電力ミライズか関電ガスしか選べないので、おすすめと言っても電力会社に乗り換えるしかないのですが、乗り換えたほうがかなり安くなるので乗り換えることをおすすめします。



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